岩田寛 米予選会受験効果で3位に浮上

ParOn.(パーオン) / 2013年11月23日 18時30分

日本人最上位の3位タイに浮上した岩田寛 ダンロップフェニックストーナメント(2013)(3日目) 写真・村上航

ダンロップフェニックストーナメント(11月21~24日、宮崎県・フェニックスCC、7027ヤード、パー71)

 米下部ツアーのウェブドットコムツアーの予選会を受験した岩田寛が、予選会効果で日本人最上位となる3位タイに浮上した。

 今年32歳になる岩田は、昔から目標にしていた米ツアー参戦を目指して、下部ツアーの予選会を受験した。

「野球やスケートボードをやっているときもそうでしたが、世界最高のアメリカでやりたいという思いがあって、ゴルフも同じです。もう32歳なので我慢できなかったし、後輩の松山(英樹)の活躍も刺激になって受験しました」

 昨年までの予選会は、上位に入ればいきなり米ツアーへ出場できた。しかし今年からは、下部ツアーの予選会となり、1年間下部ツアーで戦って上位に入らないとレギュラーツアーの出場権を得られない。

「毎年受けたかったのですが、それまでに日本のシード権が決まっていなくて。今年は早めにシード権が確定したので受験しました」

 日本ツアーで複数年シードは保持していない。たとえ予選会を勝ち抜いても、下部ツアーからでも、男のロマンを求めた。しかし、2次予選会では3日目は8位にいたが、最終日に79と大たたきをして46位タイで敗退した。そして帰国1戦目が今大会だ。

「予選会に落ちてやる気がなくなりましたが、何かきっかけにやる気が出てきました」

 先週の三井住友VISA太平洋マスターズで大学の先輩である谷原秀人が、3年ぶりに優勝を挙げたことなどいくつかの要因があるという。

 今回予選会を受験するにあたり、ゴルフスタイルを見直した。

「予選会はボギーやダブルボギーは禁物です。僕は1ホールで大たたきをすることが多かったので。その予選会用のゴルフは今大会でもかなり生きています。林に入れたらボギーになりやすいので、距離が残ってもいいから刻んでいます」

 予選会対策のゴルフが、難攻不落のフェニックスCCでも奏功し、好スコアにつながっている。

「優勝とか大それたことはいえません。ただ、予選会の最終日に大たたきしたので、明日はそれを生かして、1打1打に集中します」

 首位のルーク・ドナルドとは6打差開いているが、現在賞金ランキング51位の岩田は、今大会で上位に入れば、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップの出場も見えてくる。新ゴルフスタイルで岩田が奇跡を起こす。

文・小高拓

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