【2013賞金女王争い】Vo.3 森田理香子が2勝を重ね賞金レース独走へ!

ParOn.(パーオン) / 2013年11月26日 8時5分

春先の勢いを取り戻してきた森田理香子 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(2013)(最終日)

 横峯さくらが久しぶりの優勝を遂げた週、賞金レースでトップに立っていたのは、前週、前々週で優勝を飾った佐伯三貴だった。森田理香子と横峯を加えた三つどもえの戦いは、5月の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで動きを見せる。

 一時不振に陥ったものの、春先の勢いを取り戻し、メジャーのワールドレディス サロンパスカップで3位に入り、乗り込んだ同大会。初日、2日目と5アンダーをマークし、単独トップで最終日を迎えた森田。

「最終日を最終組からスタートしての完全優勝、“本当の勝ち方”をしなさいと岡本さん(岡本綾子)からいわれていたんです」
 それがプレッシャーになったのか、得意のパー5でダブルボギーを喫するなど調子が上がらない。見えない緊張感と戦っていたと語ったが、後半はガマンのオールパー。辛くも逃げ切り今季2勝目。安堵(あんど)の表情とともに、大きな目標をここで意識した。

「もっとカッコいい勝ち方がしたい。イーグルも取りたいし、バーディ合戦のような試合をギャラリーの皆さんに見せたいんです。次の目標ですか? 次の優勝をすることです」

 言葉少なめに語ったが、飛距離を武器に、もっと攻撃的なゴルフを約束した。

 賞金ランキングも1位に返り咲き、翌週は3位、翌々週も2位と好調をキープ。そして迎えたサントリーレディスオープンゴルフで“逆転の森田”を見せた。

(続く)
「4日間競技で勝ちたい」

 そう話した森田だが、初日は首位と9打差の45位タイスタート。しかし2日目にはイーグルを含む6アンダーをマークし一気に首位と2打差の4位タイに浮上。3日目はイーブンパーと足踏みするが、最終日のゴルフは圧巻だった。首位と3打差からのスタートで、前半をイーブンで折り返すと、後半に入ってから5バーディを奪う猛チャージ。上がり2ホールの連続バーディで一気に首位を抜き去り、見事な逆転劇を演じた。
「気持ちは今までで一番強く持てた試合だと思います。3打差あったのでスタートから飛ばしていきたいと思っていましたが、2番(パー3)でボギーを先行させ てしまい、なかなかバーディが取れなくて……。それでも“後半だ!”と思いながらできたし、4日間のうちで一番落ち着いてできました。(師匠の)岡本(綾子)さんからバックナインが勝負だといわれていたので、そんなに焦りはなかったです」

 初優勝は2日間競技(雨のため短縮)。3日間競技でも勝ち、ほしかった4日間競技制覇も果たした。

「自分をほめたい気持ちはあるけど、さらに上を目指すにはやらなきゃいけないことがあります。まだ6月だし賞金女王はまだ考えません」

 賞金女王への意識は否定したが、それが目標とする師匠の岡本綾子越えには必要だということもわかっていた。この時点で2位の佐伯三貴に約3000万円、3位の横峯に約4000万円の差をつけ独走状態に入った。しかし、「手綱を緩めない」という気持ちが逆に不振を招き、その後の11試合は連続でトップテンを外し、獲得した賞金もわずか600万円あまりと後続の追い上げを許すことになる。

サントリーレディスオープンゴルフ終了時の二人の賞金額
森田理香子 1位 8691万4571円
横峯さくら 3位 4353万404円

(Vol.4に続く)

ParOn.(パーオン)

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