最終戦で異例のシード権争い

ParOn.(パーオン) / 2013年11月27日 17時40分

最終戦でのシード獲得を狙う申ジエ LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(2013)(事前情報) 写真・村上航

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月28日~12月1日、宮崎県・宮崎CC、6451ヤード、パー72)

 今大会の出場条件は、「今季優勝者」「前週までの賞金ランキング25位以内の者」「9月24日現在のロレックスランキング上位25位までのTPD国際ツアー登録者」の3つだが、3つ目の資格を行使して出場し、来年のシード権獲得を目指すのが申ジエだ。申は現在賞金ランキング56位のため、最終戦で一発逆転シード入りを目指すことになる。

 例年は、前週の大王製紙エリエールレディスオープンで50位までの賞金シード選手は確定するが、申の参戦により、シード最後の一枠が最終戦まで決まらない状況だ。永久シードの資格を持つ不動裕理を除いた上位51名までがシードを確保するが、51位のウェイ ユンジェが申の最終戦の結果を待つことになる。

 そのウェイ ユンジェと申の差は348万9000円。今大会の8位の賞金が368万円のため、単独8位以上が申のシード獲得への条件だ。そんな申だが実は、火曜日のプロアマ大会で肝を冷やす出来事があった。

 LPGAの規定では、プロアマ大会出場選手は、スタート時間の30分前までに受付を済ませることになっているが、その30分前に申は現れなかった。数分遅れでコースに現れた申は、厳重注意と罰金3万円を科せられ、無事にスタートしていったが、これがスタート時間にも間に合わなかった場合、本戦競技の出場が取り消される事態になっていたのだ。

「来年も日本ツアーに出場したいです。日本のギャラリーからはいつも力をもらえるし、大好きなんです」

 仮にシードが確定した場合、来年は米LPGAツアーとの“掛け持ち”とはなるが、日本でも実績を残し、ファンにもお馴染みの申だけに、最後の決戦に自ら水をさすところだったのだ。

「スケジュールはまだ決めていませんが、来年も戻ってきたい。宮崎も大好きです」

 そう語った申が宮崎のファンの前で、異例の“最終戦シード確定”に向けて明日スタートする。

文・高桑均

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