【賞金シード権争い】手嶋多一は18年連続賞金シード確保、宮里聖志はシード落ち

ParOn.(パーオン) / 2013年12月1日 20時26分

「絶対にツアーに戻ってくる」と力強く宣言した宮里聖志 写真は2日目のもの カシオワールドオープン(2013)(2日目) 写真・佐々木啓

カシオワールドオープンゴルフトーナメント(11月28日~12月1日、高知県・Kochi黒潮CC、7316ヤード、パー72)

 今大会で賞金シード権争いは決着。今季は、L・ドナルドとB・ジョーンズの出場義務試合数不足選手を除く賞金ランキング72位までの選手に賞金シードが与えられた。

 初シード組には、松山英樹、小平智など初優勝者を含む11人。賞金シード落ちは、宮里聖志、浅地洋佑、細川和彦など15人となった。初シード組は希望に満ちあふれている。

初賞金シード
松山英樹(1位)、小平智(11位)、D・オー(31位)、河野祐輝(33位)、崔虎星(37位)、片岡大育(47位)、S・ストレンジ(49位)、塚田陽亮(58位)、宋永漢(61位)、李尚熹(68位)、M・ヘンドリー(72位)


「来年はシーズンを通して試合に出られる中で、優勝を目指して頑張りたいです。そのためにも、ショットの飛距離と精度のアップが必要だと考えています。アジアンツアーにも参戦するので、両ツアーのシード権を獲得することも目標です」(片岡)

「賞金シードを取ることができ、ゴルフの楽しさと厳しさが分かりました。これまでとやることは変わりませんが、ゴルフをもっと好きになるように準備をし、初優勝を目標に頑張ります」(塚田)

 一方で、2001、02年。そして、05年から昨年まで賞金シードを維持してきた宮里聖志らは、終盤戦で巻き返しをはかったもののシード落ちとなった。

「仕方がありません。ファイナルQTに向けて気持ちを切り替えます。絶対にツアーに戻ってきますよ」(宮里)

「序盤戦で体を壊しました。後半戦になって体は治ったけど、ゴルフが病気でした。今年は無理ではないかと思ってはいました」(篠崎紀夫)

「ふがいな1年でした。ドライバーでは右、アイアンでは左に行く状態で、精神面もズタズタでした。まだ迷いはありますが、ファイナルQTでは6日間しっかり自分のゴルフをしていくだけです」(浅地洋佑)

 シード落ちの選手は、来年の優先出場順位を勝ち取るために上位に行かなくてはいけないプレッシャーの中で、ファイナルQT(12月5~10日、三重県・COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジGC)を戦うことになる。

賞金シード落ち
宮里聖志(76位)、浅地洋佑(77位)、朴銀信(78位)、原口鉄也(81位)、細川和彦(82位)、H・W・リュー※(86位)、上田諭尉(88位)、篠崎紀夫(95位)、李丞鎬(100位)、小山内護(102位)、すし石垣(103位)、兼本貴司(104位)、小田龍一※(107位)、白潟英純(144位)、ドンファン(―)
※は賞金シード以外のシード保持者
 また、現在継続中の選手では最長となる96年から昨年まで17年連続で賞金シードをキープしている手嶋多一も69位で賞金シードを維持した。

「今年は反省します。これまで、50位台で終わったシーズンがありましたが、ここまで落ちたのは初めてです。終盤戦はかなりドキドキしていました。昨オフは、ダイエットもしていないのに8キロも体重が減ってしまい飛距離も落ちました。今オフは、まずは体重の回復、そしてトレーニングをして、体を整えて来季に向かいたいと思います」(手嶋)

 来季の職場を確保した選手。確保するために6日間戦う選手。今大会の最終日は、さまざまな選手の心境が交錯していた。

文・井上兼行

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