宮里藍の被災地ジュニアプロジェクトが岩手で開催

ParOn.(パーオン) / 2013年12月2日 11時0分

盛岡中央高校ゴルフ部の生徒たちにビジョン54を指導する宮里藍 写真・山上忠

 宮里藍が、コーチのピア・ニールソン&リン・マリオットと手を組み、宮里自身も実践する『ビジョン54』のプログラムに触れる機会を、東日本大震災の被災地のジュニアに作るイベントが、岩手県盛岡市のレンジ・小山田ジャンボゴルフで開催され、盛岡中央高校ゴルフ部の生徒10人が参加した。

 打席では“打つ”と決断してからアドレスし、実際にスイングを始めるまでの時間を意識して変えて打ったり、自分自身がバランスを崩さずに振れる100パーセントの力を知るドリル、そしてアドレナリンの量を変えて打ってみるドリルを体験し、パッティング練習場では、ストローク中のバランス感覚を身につける練習法やパターの芯でボールをとらえるための練習法を学んだ。自分自身に合った方法を知ることがビジョン54のコンセプトとあって、宮里は一人一人に声をかけながら、アドバイスや自身の体験談を交えながら、二人のコーチとともに指導にあたった。

 一昨年の宮城県、昨年の福島県に続く3回目となるこのイベント。宮里は、
「もう3回目、早いなぁ~という気持ちです。毎年やれていることがうれしいし、内容も毎回違った濃いものができていると思います。やはり1回目はまだジュニアたちが心からゴルフを楽しめる状況ではなかった部分もあって難しさも感じました。毎回参加してくれるジュニアは違いますが、昨年、明らかに雰囲気が変わったことを感じました。東北の復興は私の中での最優先事項ですし、まだまだ10年、15年かかることだとは思います。私が高校生のころには、『ビジョン54』で教えてくれるようなことは知りませんでしたから、ピアやリンという世界をまたにかけているコーチの指導を味わえると、まったく違った練習ができると思います。これからも、たくさんのジュニアというわけにはいかないし、形が変わるかもしれないけれど、一人でも多くのジュニアにこういう機会を作ってあげられればという気持ちです」

 と、プロジェクトへの思い入れを語った。

 なお、自身の今シーズン最終戦を、体調不良による棄権という形で終えてしまった宮里。

「まだ100パーセントではありませんが、今なら18ホール回れます!(笑) みなさんには本当にご心配をおかけしました」

 と、体調は順調に回復傾向にあることを笑顔で話した。

文・武井真子

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