藤田光里、来年はシード権獲得が目標!

ParOn.(パーオン) / 2013年12月13日 16時33分

ルーキーイヤーでシード権獲得が目標という藤田光里 LPGA新人戦 加賀電子カップ(2013)(最終日) 写真・鈴木健夫

LPGA新人戦 加賀電子カップ(12月12日~13日、千葉県・グレートアイランドC)

 藤田光里はやっぱり強かった。

 今週のファイナルQT1位通過のあと、迎えた新人戦。初日からの首位を守り切ってプロ初優勝を手にした。

 最終日は風速6.1メートルの強風が選手を襲った。ティショットを打てば、必ずといっていいほどボールが曲がり、パットのリズムをうまくつかめず、スコアを落とす選手が続出。

 この日のベストスコアは鎌田ヒロミがマークした72で、イーブンパーでホールアウトできれば上出来というコースコンディションだった。

 そんななか、初日4アンダーの“貯金”があった藤田には、少しの余裕があった。前半は5番でボギーをたたくも、7番でバーディを奪ってイーブン。後半は強風の影響でショットが狂い、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーとスコアを落とした。

 最終18番(パー4)では“飛んで曲がらない”自慢のティショットが、強風に流されて右へ。セカンドショットはフェアウエーに出すしか選択肢がなく、グリーン上でも2パットでボギー。

 途中、成田美寿々が1打差まで追い上げてくるプレッシャーもあったが、どうにか逃げ切った。
「優勝した喜びはありますが、今日のプレーは悔しさのほうが強いです」

 とスッキリしない優勝に悔しさをにじませていた。

 来季は初めてレギュラーツアーにフル参戦するが、

「そのためにもオフは下半身とショートゲーム強化に努めます」

 セールスポイントは260ヤード飛ぶドライバーショットと言う藤田。剛腕なイメージとは裏腹に、端正な顔立ちは人気を呼びそうな気配がある。

 試合になるとスタート直前まで“カッコよくて憧れる”という歌手のSupetflyの歌を聞き、おしゃれなネイルも欠かさない。ゴルフを離れるとどこにでもいる19歳に戻る。

「賞金は貯金します(笑)。来年1年間はフル参戦できるので、まずはシード権をとれるように頑張りたい」

 この日、応援に駆け付けた母・美香さんは

「ステップアップからQTと続けて試合に出続けたのがよかったのだと思います。プロになったからには来年はまずは予選を通過できるようにして、みんなからかわいがられる選手になってほしい」

 と娘にエールを送る。

 北海道女子アマチュアゴルフ選手権5連覇の記録を持つ藤田が、来年はプロの舞台でどんな凄みを見せてくれるのか。今から楽しみでならない。

文・キム ミョンウ

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