藤田寛之 最後の代表かも知れないので……

ParOn.(パーオン) / 2013年12月18日 21時17分

ベテランの技でチームを勝利に導く藤田寛之 ザ・ロイヤルトロフィ(2013)(事前情報) 写真・村上航

ザ・ロイヤルトロフィ(12月20~22日、中国・広州 ドラゴンレイクGC、6968ヤード、パー72)

 アジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」に初選出された44歳の藤田寛之は、昨晩コースに隣接するホテルに到着し、この日はアウトコースの9ホールをラウンドした。

「アジアチームのキャプテン、(Y・E・)ヤンさん(41歳)は年下だし、欧州チームのキャプテン、(ホセ・マリア・)オラサバル(47歳)は3つ上。同世代がキャプテンで、アジアでも若手が台頭してきているのに、この年になって選ばれて光栄ですし、よく頑張ってきたなって思っています。代表というものが最後になるかもしれないので、チームに貢献できるようにがんばりたいです」

 アジアチームではトンチャイ・ジェイディーと並ぶ最年長ながら初選出。これまで日韓対抗戦やダイナスティカップ、W杯など、数々の代表経験のある藤田だが、この試合が代表選手として最後かもしれないという思いを抱いており、やる気も十分である。

 昨シーズン賞金王になりながらも、今シーズンは春先から不調で2008年から続くシーズン連続優勝記録も5年で途切れた。賞金ランキングは6年連続トップ10以内、12年連続トップ20位以内をキープしてきたが、今年は25位に終わった。それでも、なんとかこの大会への思いの強さから異例の合宿を行った。

「例年、最終戦が終わったら1月いっぱいクラブは握らないのですが、この大会、そして来年を見据えて、先週、葛城(GC)で2.5日ぐらいのミニ合宿を行いました。1日中ボールを打って調整してきました」

 調子は上向き、あとは実戦で結果を残す状態へと持ってこられた。

「個人戦と違って団体戦は使命感や責任感が違いますし、マッチプレーという試合形式です。自分の長年の経験を生かせられればいいですね」

 年長者の責任感の強さで異例の合宿を敢行。44歳らしい安定感抜群のプレーでチームへの貢献を誓った。

文・小高拓

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