偉業達成に向け、P・ミケルソンが始動!

ParOn.(パーオン) / 2014年1月14日 16時27分

“無冠の帝王”という名を払拭させた、2004年のマスターズV 写真・Getty Images

アブダビHSBC選手権(1月16~19日、アラブ首長国連邦・アブダビGC、7600ヤード、パー72)

 何としても、今年は全米オープンで勝つ!

そんな熱い思いを胸に抱き、フィル・ミケルソンは今週のアブダビHSBCゴルフ選手権から2014年の戦いをスタートする。

「全米オープンで勝つことは、キャリアグランドスラム達成という私のゴルフ人生の目標なので、“優勝”を狙っていることをいまさら隠す必要はありません。残り1勝の最終段階です。2014年の全米オープン制覇に、私は一番力を注ぎます」

 昨年、メジャーの中で一番苦手だった全英オープンで勝利を収め、2004年に初めてグリーンジャケットに袖を通してから目指し続けた、キャリアグランドスラムに王手をかけた。05年に全米プロに勝ち、その後10、13年と2度のマスターズ制覇を果たし、加齢とともに着実に力をつけてきた。
今年6月16日に、レフティは44歳になる。残された時間は多くない。

マスターズ初制覇後、4度の全米オープン2位。04年以前を含めれば、計6度も間近で他の選手が優勝カップを天に掲げる姿を眺めてきた。

「メジャーで勝ったときと、負けたときを比べると、パッティングの調子がいいときでも、“決めたい”パットをすべて沈めることはできなかった。何度もカップの縁をなめています。でも、カップに近いパットを打っていれば、最終的に決めたいパットも入ってくれるものです。さらに、私はこれまで何度も優勝に近いところまでいった。だから近いうちに勝てると強く思っています」

 これまでキャリアグランドスラマーは5選手(ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、タイガー・ウッズ)が達成した。いずれも3冠目を挙げて以降、出場3試合のうちにそれを達成している。サラゼン、ホーガン、ウッズの3選手においては、王手をかけた試合で優勝を飾り、早々にその仲間入りを果たした。
 2014年、ミケルソンは6人目のキャリアグランドスラマーの座を射止められるのか。世界の強豪が顏をそろえる今大会を3年ぶりに自身の開幕戦に選んだのも、『全米オープンで勝ちたい』という彼の意気込みの一端なのかもしれない。

文・秋山義和

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