PGAショー閉幕! 新発想のレア物商品が多数 

ParOn.(パーオン) / 2014年1月25日 11時48分

カナダ発! 新発想のシューズブランド

 2014年シーズンの開幕を告げる世界最大のゴルフ見本市、「PGAマーチャンダイズショー」が3日間の日程を終えた。来場者は4万3000人あまりで、大盛況だった。今回は初の試みとなる全平日開催だったが、目標の4万人を超えて主催者はホッと一息だろう。

 派手な演出を展開するクラブメーカーに人気が偏りがちと思われるが、ここは見本市。全米から集まったバイヤーや、コースのプロショップを任されたクラブプロらが、ゴルフ関連の新製品を探すために、会場のおよそ半分を占めるゴルフグッズ、練習器具などのブースで商談をするシーンをかなり目にした。

 カナダの企業からは、ゴム素材を使用したスリッポンスパイクが出展されていた。初出展ながらショーの注目商品にも選ばれているように、ゴルフ場ではもちろん、普段使いもできる優れもの。カラーバリエーションも豊富で、日本での販売を開始したいと熱心に話しかけられた。
 そのすぐそばでは、新発想のゴルフ用の電動サーフボードともいうべき代物が通路を走っている。ゴルフバッグも積めるもので、リゾートゴルフでは需要があるのかも? と思ってしまう。

 シャフトメーカーも大手から新ブランドまでがそろうが、ふと通りかかると「KIYOSHI」と書かれたシャフトが目に入った。「OBAN」というブランドは日本でもあまりなじみはないが、昨年はPGAツアーでも勝利を挙げており、日本での展開を加速したいと社長自らアツく語ってくれた。

 変わり種としては、葉巻のブースが非常に多かったことだ。また、練習場設備だけを取り扱う会社だけで20以上あったり、カスタムゴルフカートなども展示されており、ゴルフ関連企業が多岐にわたっていることを再認識することになった。
 閉幕も近づいたころ、トークショーを行っていたので立ち寄ると、「Weekly Pargolf」で宮里藍の連載に登場するピア・ニールソンとリン・マリオットだった。所属のゴルフ場でクラブプロとしてレッスンを行うプロも大勢来場しており、二人の話に耳を傾けていた。

 3日間(屋外デモデーを含めると4日間)にわたってショーをリポートし、これほどのゴルフ関連ビジネスがあるのかとあらためて驚かされたが、今回感じたのはショーが向いている方向がハッキリしていることだ。アメリカのゴルフ振興には全国にいるクラブプロが大きな役割を担っており、そのクラブプロを統括するPGAオブアメリカが主催となって情報を発信する。そして、クラブプロがいかに地元に多くの道具や情報を持ち帰り、地元のゴルフを活性化させるかが重要ということだろう。

 ゴルフ市場は縮小傾向にあるといわれているが、日本の販売について相談を受けるなど、ビッグチャンスをつかもうと熱心に話しかけてくるブースのスタッフと話していて、アメリカのパワーを感じた。

文・高桑均

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング