ファンの熱狂が一番! 過去にはさまざまな伝説も生まれた大会

ParOn.(パーオン) / 2014年1月28日 12時0分

前回優勝者のフィル・ミケルソン 写真・Getty Images

 40試合以上ある米PGAツアーの中で、最もエキサイティングなファンを集めることで有名なウェイストマネージメントフェニックスオープン(1月30日~2月2日、アリゾナ州・TPCスコッツデール)が今週開催される。

 トム・ワイスコフとジェイ・モリッシュが共同設計したTPCスコッツデールは、戦略性が高く、選手たちの評判もいいコースだ。もともと砂漠地帯なので、平坦(へいたん)で木がほとんどなく、自由な設計ができる利点もあった。砂漠地帯だが、池もあり、スリリングな展開も見られる。

 1997年には、タイガー・ウッズが16番でホールインワンを決めた。周囲のスタンドは大騒ぎし、興奮したギャラリーがなだれ込んできた。

 また、こんなこともあった。99年、ウッズが13番でティショットを曲げ、ホール横の砂漠地帯へ飛び込み、腰ほどの高さのある大きな岩の近くにボールが止まった。ウッズがルールオフィシャルを呼んで確認したところ、“この岩はルースインペディメントである”と判断された。

 そこで、若者を中心とした十数人がかりで石をどけてルートをつくり、見事なリカバリーショットを打ったという。

 関係者の中で議論が起こり、問題の石は翌年から取り払われてしまった。

 今年、ウッズは出ないようだが、昨年の覇者フィル・ミケルソンやリー・ウエストウッド、けがでソニーオープン・イン・ハワイを欠場した松山英樹らが参戦予定。砂漠の中のスタジアムを熱狂の渦に包むだろう。

文・岩田禎夫

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

Weekly Pargolf(2014年2月11日号)掲載

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