“セべ(・バレステロス)”の息子を発見!

ParOn.(パーオン) / 2014年1月30日 10時41分

父親譲りのスイング。似ている? オメガドバイデザートクラシック(2014)(事前情報) 写真・Getty Images(左)、秋山義和(右)

オメガドバイデザートクラシック(1月30~2月2日、アラブ首長国連邦・エミレーツGC、7316ヤード、パー72)

「セべ」を覚えているだろうか。日本オープン最年少優勝記録(20歳7カ月、1977年大会 ※翌78年大会も優勝)、マスターズ2勝に全英オープン3勝という輝かしい記録と、どんなところからでもピンを狙うアグレッシブなプレースタイルの記憶が脳裏に焼きついているセべ・バレステロス。1970~80年代に間違いなく彼は世界のゴルフ界をけん引した一人だった。

 3年前、セべが逝去した際にテレビや新聞で取り上げられたことから、よく覚えているファンも多いことだろう。そんな偉大な父親を持った、バレステロス家の長男、ハビエル・バレステロスさんが、オメガドバイデザートクラシックに出場した。

「父のことを今でも覚えていてくれて、こうやってボクにプレーする機会を与えてくれた今大会にとても感謝しています。父がボクにゴルフをやらせました。最初のコーチは父です。でも、ゴルフより勉強が大切というのが口癖でした。ゴルフの教え方はとてもシンプルで、『自然体で、スイングのことばかり考えすぎてはいけないよ』ということです」

 92年の今大会でセべは優勝を飾っている。このときハビエルさんは2歳。そして今回、25周年の記念大会という事で父親の代理として大会に招待された

「プレッシャーを感じるかって? それはないですよ。父が残した功績は本当にすごいことです。ボクは自分を見失わず、ゴルフを楽しむだけです。最初の数ホールでドライバーをミスったのも、ビックリすることではなく、いつもどおりで驚くことはありません(苦笑)。プレッシャーは感じていません。ただ、自分のプレーをするだけです」

 欧州で圧倒的な人気と実力を誇示した“セべ”の息子という事で、本選前の火、水曜日には大勢のファンがハビエルさんのもとに集まった。その数はタイガー・ウッズ、ロリー・マキロイに次ぐもの。偉大な父から教わったゴルフで、彼がどんなプレーを見せてくれるのか、欧州だけでなく世界のゴルフファンが注目していることは間違いない。

文・秋山義和

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