日本人選手が惜しくも優勝を逃した大会で石川&松山に期待

ParOn.(パーオン) / 2014年2月11日 13時0分

2004年の丸山茂樹をはじめ、日本人選手と相性のいい本大会 写真・Getty Images

B・ホーガンのゆかりの地でもある

 今週は、ノーザントラストオープン(2月13〜16日、米国カリフォルニア州・リビエラCC)が開催される。

 今大会は、米PGAツアーで長い歴史を誇るトーナメントの一つで、1926年からロサンゼルスオープンという名称で親しまれた。

 現在は、タイトルスポンサー名のノーザントラストオープンの名称になっているが、多くの人が今でもロサンゼルスオープンと呼んでいる。

 トーナメントの歴史が古いので、エピソードも多い。哲人ベン・ホーガンは、42年のロサンゼルスオープンを皮切りに同オープン3勝を挙げた。

 しかし、49年の移動中にテキサス州のハイウエーで長距離バスと正面衝突の自動車事故で瀕死(ひんし)の重傷を負った。再起不能と思われたが、事故から1年足らず、50年のロサンゼルスオープンはホーガンを名誉スターターとして招いた。すると、ホーガンは、

「何! 名誉スターター!?」

 と怒って、正式に選手としてエントリーした。

 ホーガンにとって、コースは戦いの場以外には考えられなかったわけだ。足を引きずりながらのプレーは悲壮そのものだった。

 バブル絶頂期には全米約150のコースを日本企業が所有していたが、現在の日本企業所有コースは、その10パーセントにも満たない。リビエラCCはそのうちの1コースで、人気は相変わらず高い。

 これまでに、2001年に伊澤利光が6人のプレーオフで2位タイ。04年には丸山茂樹が2位と、日本人選手が優勝にあと一歩まで迫っている。

 調子のいい石川遼、松山英樹が出場する今年、明るいニュースを日本に届けてほしい。

文・岩田禎夫

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

Weekly Pargolf 2月25日号掲載

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