堀奈津佳の初戦は、緊張のラウンド

ParOn.(パーオン) / 2014年2月20日 22時49分

初戦の米ツアーで、勉強する点が多かった堀奈津佳 ホンダLPGAタイランド(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

ホンダLPGAタイランド(2月20~23日、タイ・サイアムCCオールドC、6469ヤード、パー72)

 米ツアー初挑戦となった堀奈津佳は3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの3オーバー、49位タイで初日を終えた。

 やはり今季初戦が米ツアーということで、緊張せずにはいられなかった。

「久しぶりの試合で出だしから緊張していましたが、全般的にいいゴルフはできたと思っています。最後の18番はダブルボギーでしたけれど……」

 出だし1番(パー5)からバーディを奪ったが、2番(パー4)、3番(パー4)で連続ボギー。後半の10番(パー5)は2メートル、13番(パー4)は1.5メートルのバーディパットを沈めてスコアを伸ばしたが、14番(パー4)、16番(パー3)をボギー、18番(パー5)をダブルボギーとして失速した。

 それでも日本人選手の中では宮里藍に次ぐスコアだ。

「バーディがとれたことは自信になりましたが、グリーンが速くて傾斜が強いので、パッティングが難しかったです」

 大会の舞台であるサイアムCCオールドCは傾斜のきついグリーンが多いだけでなく、スロープをうまく使ってカップに入れなければならないホールもある。グリーンの読みが重要なコースだ。

 今日の18番ホールのピンポジションは、選手を困らす“嫌らしい”場所にあった。現地のLPGA関係者は「これが米ツアーの洗礼」と話していたが、決して冗談には聞こえなかった。

 堀は18番の3打目、ピン奥へうまくつけたが、傾斜が強くてグリーン左の外へ転がっていった。4打目はウェッジで打ったが、ピンから4メートルオーバー。続く5打目のパーパットは再び傾斜にやられてグリーンの外へ。6打目をウェッジで1メートルに寄せて1パット、痛恨のダブルボギーでホールアウトした。

「今日は2009年に全米オープンで優勝した池恩熹選手と同組だったのですが、やっぱり技術が高いと思いました。グリーン上のスロープを使ってのパットの技術だったり、アプローチだったり、自分の中ではそういったイメージはなかったので、すごく勉強になっています」

 米ツアー初挑戦は新鮮で学ぶことも多いと語る堀。明日から残り3日間はアンダーパーで回りたいと意気込む。

文 キム・ミョンウ
主な日本人選手のコメント

比嘉真美子(1バーディ、6ボギー、5オーバー、61位タイ)

「調子はいいけれど、出だし4つのホールでボギーを叩いてしまって流れがつかめませんでした。気持ちは落ち着いているのに力みすぎていた部分があります。普通にプレーすればいいと思っていたのですが、いい風にいうと元気すぎました(笑)。でも、後半ボギー2つとバーディが1つで自分のリズムでゴルフができたし、チャンスでしっかりスコアを獲れればアンダーパーを出せると思いますし、残り3日間でスコアは取り戻す自信はあります」
諸見里しのぶ(1バーディ、2ボギー、1ダブルボギー、3オーバー、49位タイ)

「全体的に昨年よりもよくなっていることを実感できた初日でした。いろいろと試しながらプレーしたというのはありますが、今年はいけるんじゃないかなという感触があります。あと1ヤード、キャリーが出ればバーディチャンスというホールもいくつかあったのですが、少し距離感がにぶっている部分があると感じました。昨年の不振からくる不安はもうありません。難易度の高いコースが多いので、しっかりコースマネジメントしながら残り3日間をプレーしていきたい」

ParOn.(パーオン)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング