上田桃子“ナビスコでダイブ”の夢に向かって!

ParOn.(パーオン) / 2014年3月7日 19時34分

今年は日本で勝負をかける上田桃子 ダイキンオーキッドレディス(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月7~9日、沖縄県・琉球GC、6473ヤード、パー72)

 2007年、日米共催のミズノクラシックで優勝し、翌年から6年間、米女子ツアーを主戦場としてきた上田桃子。昨年の同ツアーの賞金ランキングが88位に終わったことからシード権を失い、逆に土壇場で賞金ランキング48位に入り、シードを獲得できた日本女子ツアーに帰ってきた。

「1年ぶりにここに戻ってきて、寒くて風もある難しいコンディションでしたが、それが幸いして、気持ちが高揚しすぎることもなく、逆にゴルフ自体の調子が上がらずにクサることもなく、冷静にいいマネジメントができました」

 との言葉どおり、1アンダー7位タイと好位置で初日を終えた。

 日本のツアーに帰ってくる“覚悟”を、今季1年、上田は見せるつもりだという。

「今年は日本ツアーの試合だけに専念します。かといって夢をあきらめて競技生活を終えるまで日本ツアーで、というつもりはありません。私が米女子ツアーに挑戦したきっかけは、たまたまテレビで、クラフトナビスコ選手権で優勝者が“ポピーズポンド”にダイブしているのを見て、“アメリカツアーでは、優勝したら池にダイブできるんだ!”とあこがれたから。その夢を実現するためにはもう1回日本でやるべきことがあると思うのです。本当にやれる、と自分自身で思うまでは日本で戦うつもりです」

 クラフトナビスコ選手権の出場資格の中には、“過去5年間の米女子ツアー優勝者”というカテゴリーがある。11年にミズノクラシックで優勝している上田には出場権があることになる。さらに先日、今年から全米女子オープンの予選会が日本でも行われることが発表され、全英リコー女子オープンも賞金ランキングによって出場のチャンスを得ることができる。

「そこはまったく考えていないんです。オフの間は、今年できるだけ勝ち星をあげて賞金ランキング2位以内の資格で来年、クラフトナビスコ選手権に出場する。そこだけをイメージして合宿していました。昨年、何度か森田理香子選手と同組でラウンドする機会があって、“きっと楽しいだろうなぁ”と思っていたので、今季最後には、楽しめる位置で賞金ランキングを争っていたいですね」

 07年、エリエール女子オープンで5勝目を挙げ、最終戦を前に自らの手で賞金女王を決めた経験を持つ上田だからこそ理解できる、賞金女王争いの楽しみ。その先にある“夢のダイブ”に向かって、まずはスタートダッシュをかける!

文・武井真子

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