三塚優子 常に100パーセントの自分を出し切りたい!

ParOn.(パーオン) / 2014年3月8日 20時8分

得意コースで復活の足掛かりとしたい三塚優子 ダイキンオーキッドレディス(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月7~9日、沖縄県・琉球GC、6473ヤード、パー72)

 今日3つスコアを伸ばして1打差3位タイにつけたのは、2009年のチャンピオンで、12年にはプレーオフで“シンデレラ”斉藤愛璃に敗れて2位になったものの、この大会とは相性のいい三塚優子だ。

 三塚といえば、11年の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯に優勝後、右ヒジと右肩を傷めてしまい、11年後半と12年シーズンのほとんどが棄権と欠場の連続だった。昨年はツアーに復帰したものの、賞金ランキングは64位。今季は公式戦勝利の複数年シードで出場しているが、それも今年いっぱいで権利がなくなる。

「昨年は、試合に復帰したものの試合の感覚がまったく戻りませんでした。試合勘とか試合運び、コースマネージメントがまったく分からない状態でした。ケガで休んでいた時期が長かったので、そうなることは想定内ではあったのですが、5~6試合で戻るかな、と思っていて……。ですから、今年は勝負の年だと思っています。シーズンオフは、12月は少しゆっくりして、1月にトレーニング、2月から打ち込み開始……という形をとっていたこともあったのですが、このオフは1日も休まずすぐトレーニングと打ち込みを同時進行で調整し始めました。トレーナーさんとも開幕からエンジンかけていこうと話していましたし、休むのが怖かったというか……。もう十分休んだんだから、休みいらないでしょ!(笑)」

 そうしてシーズンインを迎えた三塚だが、相性のいいコースとはいえ、この位置は思った以上だという。

「もう痛いところはないし、ゴルフの状態も、一番いいときの7割まで戻りました。でも、5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで最高潮に持っていければいいな、と思っていて、それまではそこに向かって徐々に上げていければ……という感じでした。思っているよりできすぎかな。でも、沖縄に入って、ゴルフが精神的に楽しめるようになったんです。少し前までは勝たなきゃ、とか、いい成績残さなきゃ、とばかり考えていて、ゴルフが“作業”になってしまっていて。沖縄に来て、後悔しないように常に100パーセントの自分を出し切ることだけを考えられるようになったんです」

 06年に初めてTPD登録をしてから、プロ9年目。今年は30歳になる。ツアーでも中堅どころとなった三塚にハッパをかけるのは、若手選手の突き上げではない。

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの、大山(志保)さんの優勝は本当にすごいと思いました」

 長身から繰り出されるビッグドライブが持ち味の三塚のゴルフ。

「このコースはOBゾーンが少ないから、ドライバーを思い切り振っていけます」

 とニヤリ。得意のコースで復活の足掛かりとなるか!?

文・武井真子

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