松山英樹 最終日の浮上はパットがカギ

ParOn.(パーオン) / 2014年3月9日 10時39分

パッティングのタッチに苦しんだ松山英樹 WGC-キャデラック選手権(2014)(3日目) 写真・村上航

WGC-キャデラック選手権(3月6~3月9日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル、7334ヤード、パー72)

 前日、風速10メートル/秒を超えるなか行われたWGC‐キャデラック選手権。3日目は風速2~4メートル/秒と快晴微風の穏やかな気候となった。25位タイからスタートした松山英樹は、スタート前から“騒動”に巻き込まれたが3バーディ2ボギーの71とスコアを一つ伸ばして、通算4オーバーの21位タイと4つ順位を上げた。

 騒動とは、イアン・ポールターのツイッターでのつぶやきから始まった。前日の13番(パー3)で1.5メートルのパーパットを外した松山が、悔しさのあまりパターのソール部分で軽くグリーンをたたいた。それを一つ後ろの組で回っていたポールターが、「松山がグリーンを叩いてグリーンをへこませた。それを直さなかった」などとつぶやいた。松山は宿舎でポールターのつぶやきを知り、スタート前の練習場で、後ろの組で回っていたポールター、ジェイソン・ダフナー、シャール・シュワルツェルの3人に謝罪した。

「自分の中では傷がつくほどやったつもりはなかったのですが、後ろの組が気づいたということは、グリーンを傷つけていたと思いました。後ろの組の3人に迷惑をかけたのでそれは反省しなきゃいけないですし、直さなかった自分が悪いわけですから。やらないことが一番ですが、どんなコンディションでも忍耐強くやらないといけないと思いました」

 このことは米メディアも話題にしていたが、松山がお詫びをしたことで問題は終了。

 気持ちは切り替わってスタートしたが、3番(パー4)で1.5メートルのパーパットを外してボギー先行。4番(パー3)では8メートルのパーパットを沈め、6番(パー4)では2打目を1メートルにつけてバーディを奪い流れに乗るかと思われたが、7番(パー4)でパーオンを逃してボギー。その後、チャンスは作るがパットが決まらなかった。8番(パー5)の2オンでのバーディと13番(パー3)で3.5メートルを沈めた2バーディにとどまった。

「ショットはだいぶよくなってきています。パッティングは思ったところに打てているのですが、スピードがつかめていませんでした。風がなくても難しいコースなので、アンダーで回れてよかったです」

 3パットこそなかったが、短いパットを外すなど29パットと満足のいく数字ではない。ラウンド後は、ショット練習はせずに、ストロークの確認や長い距離を中心にパット練習を行った。

「今日はいいパットが入ったのは2回(4番、13番)だけでした。あまりにもタッチが合わないので、最近あまりやっていなかったパッティング練習しました。明日、4~5メートルのパットが入ってくれると気持ちも違ってくるんですけどね」

 ショットの状態はよくなっているだけに、グリーンの攻略が最終日の浮上のカギとなる。
 
文・小高拓

ParOn.(パーオン)

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