森田理香子 追いかける立場で新技投入!

ParOn.(パーオン) / 2014年3月9日 18時41分

惜しくも開幕戦2年連続優勝を逃した森田理香子 ダイキンオーキッドレディス(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月7~9日、沖縄県・琉球GC、6473ヤード、パー72)

 首位タイでスタートし、2連覇の絶好のチャンスを逃してしまった森田理香子。11番ホールでは3番ウッドで放った2打目が、ほんの数センチOBゾーンに入ってしまったことからボギーに。傍目にはここからリズムを崩してしまったかのように見えた。

「(16番パー3のボギーもあり)、最後のほうは打ってしまいましたが、短いパットをはずしたり、OBゾーンへ球が行ってしまったり、もったいない部分があった一方で、いいショット、いいパットもあったので、順位は2位ですが満足しています。11番パー5のOBは、打ってしまったものは仕方がないですし、昨日、一昨日と17、18番でバーディが取れているので、まだ気持ちは切れませんでした」

 森田が18番パー5のティグラウンドに立ったとき、2組前のO.サタヤは、すでに森田とは2打差でホールアウトしていた。追いつくにはイーグルしかない。そこで森田は今オフに試していた新しい技を投入した。2打目でドライバーを手にしたのだ。残り距離はピンまで約240ヤード。

「セミラフでライもよかったですし、3番ウッドで打つとランも出ないので距離的にもエッジまで行くか行かないかぐらいだったので、試合では初めてだったんですが、使ってみました」

 今オフは、師匠・岡本綾子の門下生とともに、アメリカ合宿を敢行した。“直ドラ”はその際、練習場では何度か打って、コースでは1度だけ試してみたもの。そのときは思い切りダフッたものの、岡本からは“今年は(試合で)打ってみたらいいんじゃない”と提案されていたという。

「(2打目を)待っている間、キャディさんに向かって“打ってみようかなー”とか“やめようかなー”と小さい声でいっていたら(笑)、“打ってみたら”といってくれたので。怖かったんですけど、こういう大事な場面でやってみたら、先につながるかなと思ってやってみました。クラブは14本あるので、使えるものは使わなきゃ(笑)。いい経験になりました」

 森田といえば、一昨年、それまで福嶋晃子が持っていた年間イーグル数の記録を16年ぶりに塗り替え、“新・イーグル女王”に。昨年は穴井詩、テレサ・ルーに続くランキング3位だったが、“女王奪還”そして、さらなる記録の塗り替えに、新技の直ドラは強い威力を発揮するはずだ。

 当然、今季の目標はそこに向いているわけではない。

「まずは1勝したい。ショットの曲がりも少ないし、パッティングのリズムもいい状態なので、ケガさえしなければ大丈夫だろうと思います」

 優勝は逃したものの、2年連続賞金女王に向けて、手ごたえを感じ開幕戦を終えた森田。今年もツアーをけん引する存在であることは間違いない。

文・武井真子

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