WGC最年少優勝! P・リードの最終日のジンクスとは?

ParOn.(パーオン) / 2014年3月10日 11時51分

容姿はほど遠いが、タイガー・ウッズに憧れて服装をまねているパトリック・リード WGC-キャデラック選手権(2014)(最終日) 写真・村上航

WGC-キャデラック選手権(3月6~3月9日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル、7334ヤード、パー72)

 WGC‐キャデラック選手権最終日、タイガーチャージは不発に終わったが、そのタイガー・ウッズとよく似た色使いをした赤シャツ×黒パンツの男が優勝を飾った。

 初日から首位に立ち、2位に2打差をつけてスタートしたパトリック・リード。3バーディ、3ボギーの72とまとめ、2位と1打差で逃げ切った。23歳7カ月4日でのWGCシリーズ優勝は、タイガー・ウッズが1999年にブリヂストン招待で記録した23歳7カ月30日を抜く、最年少記録となった。

 2位と2打差でスタートしたリードは出だし4ホールで2つスコアを伸ばす好スタートを切る。後続が伸び悩む中、中盤まで4打のリードを保った。14番(パー4)でボギーと、18番を迎えた時点で2打差に縮まっていた。

「2打差のリードはわかっていたよ。だからティショットを3番アイアンでレイアップしたんだ。ラフだったけどね」

 フェアウエー左サイドに池が広がる18番は、ドライバーやウッドで打つと池が気になる。リードは3番アイアンでラフに入れると、7番アイアンで80ヤード地点にサイドレイアップ。グリーンセンターに乗せて冷静に2パットで逃げ切った。

 ルーキーイヤーだった昨年、ウィンダム選手権でツアー初優勝を遂げた。今年のヒューマナチャレンジでも優勝を挙げており、これで通算3勝目。初優勝から14試合目で3勝と高勝率を誇る。

「この勝利はこれまで一生懸命練習してきた結果だ。14試合で3勝はすごく自信になる。目指しているのはトップ5に入ること。それには少し時間がかかるだろうし、まだ米ツアーで十分な時間を過ごしていないからね」

 最終日の赤×黒のウエアにも意味があったという。

「最終日は必ず赤シャツに黒ズボンと決めているのだ。理由はこれまで僕が見たベストプレイヤー(ウッズ)はいつも黒パンツに赤シャツだった。僕は彼を見て育ったから、赤シャツと黒パンツはすごくかっこいい。ジュニア時代もアマチュア時代もそれを着てきた。そしてそれはすごくいい結果が出ている。きっとこれには何かがあるのだと思うよ」

 ウッズの記録を破って優勝と、ウッズに憧れた世代の新星がまた一人誕生した。

文・小高拓

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