森田理香子 今季初Vは“不動の記録”挑戦への一歩!

ParOn.(パーオン) / 2014年3月23日 18時43分

2年連続、そして不動裕理の6年連続賞金女王の記録も目指す森田理香子 Tポイントレディス(2014)(最終日) 写真・鈴木祥

Tポイントレディス(3月21~23日、佐賀県・若木GC、6304ヤード、パー72)

 通算7勝目を挙げた森田理香子の強さと成長が見られた18ホールだった。ホールアウト後の開口一番は「疲れました」だったが、その理由を

「チャンスにつけてもパットが入らず、取りたいバーディがなかなか取れなかった」

 と振り返る。2番で3メートル、4番で3.5メートルのバーディパットはカップに嫌われ、6番では1・8メートルのパーパットを外してボギー先行。

「ちょっとイライラしていましたが、『でもしょうがない』と思っていました」

 その思いの土台を作ったのは自身のパットだ。3番でティショットを右に曲げ、5メートルのパーパットが残った。序盤でのボギーは後続を元気にさせる。何としても入れたい気持ちは、入念にラインを読む姿に表れ、入れた後、大股でまさにズンズンと歩いてボールをピックアップする姿は、勝ちたい意欲が表れているものだった。

「3番のパーパットは入ったから耐えられたのだと思います」

 昨年の賞金女王として迎えた今季初優勝で、自信はさらに上積みされた。

「早く勝ちたいという思いと不安があって迎えた今季で、早めに勝てたことで安心しました。ものすごくつらかった昨年の賞金女王レースを制したことで、自分の成長も感じています。今日は……、そうですね、プレー中に景色を見ていました。『山が高いなぁ』っと(笑)。昨年まではなかったことです」

 自身は「まだまだ」というが、メンタル面でも強くなり、次の目標を口にできるまでになった。

「不動(裕理)さんが、6年連続賞金女王になられていますが、チャンスがあれば狙っていきたいと思います。師匠の岡本(綾子)さんからも、『人ができることは自分もできる』といわれています」

 森田のいうチャンスとは勝つこと、常に上位にいること。今回の優勝は、不動の記録に挑戦への大きな糧になった。

文・井上兼行

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