藤田幸希、生まれ故郷で再起をはかる!

ParOn.(パーオン) / 2014年4月3日 18時56分

5アンダーで首位に1打差の2位タイで初日を終えた藤田幸希 ヤマハレディースオープン葛城(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

ヤマハレディースオープン葛城(4月3~6日、静岡県・葛城GC、6540ヤード、パー72)

 アクサレディス in MIYAZAKIでまさかの逆転負けを喫した藤田幸希に、ショックの色はまったくなかった。同大会の最終日は残り5ホールで5打差をひっくり返されたが、この日は残り5ホールで4バーディを奪うどとうのラッシュ。上がりに弱いイメージを一気に払しょくし、5アンダーで堂々の2位につけた。

「私の知り合いは、あまりのショックで翌月曜日のゴルフをキャンセルしたらしいですが、自分自身はまったく大丈夫です。両親もあれはしょうがないよねといってました」

 と、サバサバとした表情を見せた藤田。裏を返せば、それだけショットに自信があるからだともいえる。実際、この日のパーオン率は77.8パーセントで、前週からの好調さを維持していた。過去2年の賞金ランキングを見ると、一昨年が50位で昨年が51位。シード権こそ死守したものの、ツアー5勝の実力から見れば、納得がいくものではない。当然今年は3年ぶりの優勝を飾ることしか頭にない。いつまでも負けたことを引きずっている場合ではないのだ。

 ところが、藤田が唯一苦笑いを浮かべた場面があった。ギャラリーから「今週こそ頑張れよ!」と声をかけられたときだ。「すいません、ありがとうざいます」と返しながら、どうして謝っているんだろうと思ったという。それでも、

「気にかけてもらっているということは、それだけ愛されているわけですからね。感謝しながらプレーしました」

 と笑顔を見せた藤田。今大会は生まれ故郷である静岡県で開催されている。そこで復活勝利を挙げることができればこれ以上のドラマはないだろう。

文・山西英希

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