藤田光里がついに来た! 苦手の風を攻略して初優勝を視界に

ParOn.(パーオン) / 2014年4月5日 19時47分

71で回り6位に浮上した大型新人の藤田光里 ヤマハレディースオープン葛城(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

ヤマハレディースオープン葛城(4月3~6日、静岡県・葛城GC、6540ヤード、パー72)

 大型新人の藤田光里が、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを一つ伸ばし6位タイに浮上。初優勝へ絶好の位置で最終日を迎える。

 開幕戦から3戦は、プレッシャーがあってほとんど記憶にないと語ったが、第3戦の2日目にアンダーパー(70)を出してから、アンダーで回る記憶がよみがえった。前週は初の予選通過。そして、出場8試合目(昨年3試合出場、今季5試合目)にして大きなチャンスが巡ってきた。

「1番ボギー、2番ダボで、今日は終わった~と思いました。でも今日の目標はパープレーで回ることでしたので、どうにか取り返そうと思いました」

 1番でアプローチを寄せきれずボギー。2番ではティショットをバンカーに入れ、3オン3パットのダブルボギー。最悪の出だしも、風に負けない力強いショットを武器にその後息を吹き返した。

「アゲンストのときはどうしても打つのが早くなったり、風の中でのゴルフは苦手なんです。ドライバーはもともと低いティアップで打ちますが、今日も低い球で距離を稼ごうと思っていました。アイアンも低い球を打つ練習をしています。ショットが好調なので救われています」

 最大瞬間風速が10メートルを越えたこの日。1日中強風が吹き荒れ、この日アンダーパーをマークしたのは4人だけ。その中でも見事に風を攻略し順位を上げた。

 昨年のプロ初優勝はLPGA新人戦 加賀電子カップ。このときも2日目には最大瞬間風速15メートルを越える難条件で、上がり連続ボギーながら辛くも逃げ切った。苦手といいながら結果を残してきた藤田。同組で回った諸見里しのぶも藤田のプレーには舌をまいた。

「新人とは思えないゴルフをしていました。強風の中でも低い球をうまく打っていました。今年勝ってもおかしくないですね」(諸見里)

 今大会で勝てば史上7番目の年少優勝記録となる(19歳192日)。大きな期待を集める最注目の新人が、北の大地で培った低い球で初優勝を目指す。

文・高桑均

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