ヒメネス 最年長Vの二クラス越えなるか

ParOn.(パーオン) / 2014年4月13日 12時14分

ジャック・二クラスが持つ大会最年長優勝記録更新を狙うミゲル・アンヘル・ヒメネス マスターズトーナメント(2014)(3日目) 写真・鈴木祥

マスターズトーナメント(4月10~13日、米国ジョージア州・オーガスタナショナルGC、7435ヤード、パー72)

 今年のマスターズだが、レジェンドたちが元気だ。フレッド・カプルス、ラリー・マイズ、ベルンハルト・ランガー、ビージェイ・シン、サンディ・ライルといった50歳以上の歴代チャピオンがパトロンを沸かせている。50歳以上の選手は決勝ラウンドに6人残っているが、一番輝いているのは、マスターズ未勝利だが今年1月に50歳になったばかりの、ミゲル・アンヘル・ヒメネスだ。

 長髪に葉巻と独特の雰囲気でパトロンから人気を集めるヒメネスは、第2ラウンドで76と大きく崩したが、ムービングサタデーは7バーディ、1ボギーの66。第3ラウンドのベストスコアをマークして、通算3アンダー、37位タイから首位と2打差の5位タイと優勝戦線に浮上した。

「(プレーした)午前中は風もなくグリーンも軟らかくていいコンディションだった。ショットもよく安定してプレーができた。特にアイアンショットがよかった。私は普段は攻撃的なゴルフをするが、このコースはそうはさせてくれない。セーフティなゴルフが大切だが、それでもバーディチャンスを作らなければならない。本当にタフなコースだ」

 この日フェアウエーを外したのは1回だけで、ランキングは2位。パーオンも14ホールで成功し、こちらもランキング2位。ドライビングディスタンスは292.5ヤードと17位につけている。安定したショットで無理に攻めすぎないマネジメントながら、この日最多となる7つのバーディを奪った。

「50歳になったからといって、優勝争いができないわけじゃない。僕はまだ体が柔らかいし、今が一番飛んでいる」

 49歳だった昨年12月。欧州ツアーの香港オープンで大会連覇を達成。同ツアー通算20勝目は自身の持つ欧州ツアー最年長優勝記録を更新した。ワールドランキングも40位とまだまだ元気である。

 今大会の最年長優勝は、1986年のジャック・二クラスが持つ46歳2カ月で、50歳3カ月のヒメネスが大幅に更新するチャンスである。

「この大会は経験と強いメンタルが必要だ。これまで何勝もしてきたけれど、もしメジャーに勝てたら……、素晴らしいと思うし、勝ちたい。自分のゴルフができればチャンスはあると思う。来週、チャンピオンズツアーのデビュー戦の予定だけど、全英シニアオープン以外は、まだチャンピオンズツアーでプレーしたくない。僕の目標はライダーカップのメンバーに入ることだから」

 まだまだ向上心を持ち続ける50歳のヒメネスが歴史的快挙に挑戦する。

文・小高拓

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