原江里菜 正直なところ優勝争いをした実感がない

ParOn.(パーオン) / 2014年4月20日 17時31分

4試合連続でトップテンフィニッシュでも優勝には手が届きそうで届かない原江里菜 KKT杯バンテリンレディスオープン(2014)(最終日) 写真・村上航

KKT杯バンテリンレディスオープン(4月18~20日、熊本県・熊本空港CC、6445ヤード、パー72)

 首位と2打差からスタートし、08年NEC軽井沢72以来の2勝目を狙った原江里菜。72とスコアを伸ばすことができず、4位タイに入賞したものの、のどから手が出るほど欲しいはずの優勝は、またもやおあずけとなってしまった。

「今日は出だしからボギーをたたいてしまって流れがよくなかったこともあり、優勝争いをしているという気持ちには正直なところ、なれませんでした。どうしたら、こういう位置から気持ちの溝を埋められるんだろうと考えさせられる1日でした」

 同組でプレーするのは、アマチュアらしいのびのびとしたゴルフでスコアを重ねていく勝みなみさんだったが、気持ちを乱されて自分のショットに集中できなかったということはなかったのだろうか。

「前半で二つスコアを落としてしまって、“早く取り戻したい”という気持ちが大きかったので、勝さんのプレーを見る余裕はありませんでした。今日の勝さんは調子がいいというより、ピンチがきてもしのいで、我慢してプレーしていたのを見ていて、でも私は何かをできるわけでもなく、入る隙もありませんでした」

 これで4試合連続でトップテンフィニッシュとなった原。手が届きそうで届かない優勝に、焦る気持ちがないといえばウソになるはずだ。

「今日も、二つスコアを伸ばして折り返し、後半二つスコアを伸ばせるなど、追い込まれるとできることがあるけど、チャンスのとき、追い込まれる前にどうエンジンをかけていくか。プレー中はそんなことは考えられないから、普段から考えなければいけないのかなと思います。今、結果的にいい順位にいますけど、“やり切って、その結果のこの順位”という感じがないんです。今日も私の日ではなかったです。でも、この繰り返しなので、我慢ですね」

 本人はその充実感はないというものの、さらに積んだ優勝争いの経験とそこから見えた新たな課題。悩んだ先の優勝の味は格別なはずだ。

文・武井真子

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