怪物復活!? 川岸良兼が首位と2打差の好発進!

ParOn.(パーオン) / 2014年4月24日 19時21分

「絶対に復活してみせる」と元祖“怪物”47歳の川岸良兼 つるやオープン(2014)(1日目) 写真・村上航

つるやオープン(4月24~27日、兵庫県・山の原GC山の原C、6804ヤード、パー71)

「満足してるわけないよ。首位に立って、インタビューを受けるつもりだったんだから」

 アウトスタートの最終組でホールアウトしてきた川岸良兼が、ニコニコ? しながら不満をもらした。グリーンが硬くなり、風が強く吹き始めた午後スタート。最も不利な条件だったにもかかわらず、3アンダーの8位タイでフィニッシュした。

「1番パー4は左ラフから打った2打目がグリーンエッジに落ちてオーケーについた。ラッキーだったよね。4番パー4でも、ラフから9番アイアンで打ったらこれもエッジに落ちてオーケー。二つともラッキーで取ったバーディだよ」

 と、謙遜したが、5番パー5のイーグルだけは胸を張った。

「残り237ヤードから5番ウッドで打ったのが、ピン手前2メートルについた。これはプロゴルファーみたいだったよね」

 今季でプロ26年目、47歳の川岸だが、ここ数年はレギュラーツアーの出場資格を得られず、チャレンジツアーを主戦場としていた。それでも、

「このままでは終わらない、絶対に復活してみせる」

 と、気持ちを切らすことはなく、ランニングを中心としたトレーニングや球打ちを続けていた川岸。ようやく昨年のクオリファイングトーナメントで36位に入り、今季の出場権を獲得した。

「今まではカット打ちになっていたけど、スイング軌道が緩やかになったことで、ボールをしっかりつかまえられるようになってきた。飛距離もかなり戻ってきたんじゃないかな」

 自分の感覚としては、300ヤードを越えることも珍しくないという。

「先週の東建ホームメイトカップには出場できなかったから、今週がボクの開幕戦。おかげでスタートのティグラウンドではドキドキしたよ」

 と笑顔を浮かべたが、裏を返せば、それだけゴルフに自信があるからこそだろう。日没が迫っていただけに、ホールアウト後はあせるように練習場へと足を運んだ川岸。石川フィーバーで沸く中、巻き返しを狙う元祖“怪物くん”がひっそりと爪を研ぐ。

文・山西英希

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