【コラム】韓国の“石川遼”、マキロイらに早く追いつきたい

ParOn.(パーオン) / 2014年4月30日 11時20分

同じ韓国勢のY・E・ヤン、チャーリー・ウィーに祝福されるノ・スンヨル 写真・Getty Images

 22歳の韓国人、ノ・スンヨルがルイジアナ州・TPCルイジアナ(7425ヤード、パー72)で開催されたチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(4月24~27日)で米ツアー初優勝を飾った。これで韓国勢の米ツアー勝利は崔京周、Y・E・ヤン、裵相文(ベ・サンムン)に次ぐ4人目。韓国から米国籍に変更したケビン・ナを含めると5人目になる。

 今や韓国勢は米ツアーでは一大勢力だ。5月に44歳になる崔を筆頭に今季は10人の韓国選手が米ツアーを戦っている。これはオーストラリアの16人に次ぐ2番目の多さで、英国の9人、スウェーデンの8人を上回る人数。日本勢はというと今季は石川遼、松山英樹と下部ツアーを戦いながら米ツアーにも参戦する今田竜二の3人だけ。日本人の米ツアー勝利は青木功、丸山茂樹と今田竜二の3人。メジャーも韓国勢はヤンが全米プロ選手権に勝っているから、日本勢はすっかり韓国勢に置いて行かれているわけだ。

 ノはしばしば韓国の“石川遼”と称されるがその経歴はなんとも輝かしいもの。91年生まれで石川と同い年、07年に16歳でプロ転向すると08年はアジアンツアーで活躍、早々に中国クラシックで勝利し同ツアーの最優秀新人賞、10年には欧州ツアーとの共催、メイバンク・マレーシアオープンを制すると、19歳の最年少記録でアジアンツアーの賞金王に輝いた。

 ノにとって今季は米ツアー3年目。この勝利でノは来週のプレーヤーズ選手権、そして来年のマスターズの出場権も獲得、フェデックスカップは16位に浮上した。

「米ツアーの若手選手、ロリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、パトリック・リードらは、みんな2勝以上を挙げている。だから、僕ももっと一生懸命練習して、彼らに早く追いつきたい」

 と、米ツアー勝利を祝う間もなく2勝目を目標に掲げたノ。日本勢も早く追い付かないと。

文・武川玲子

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