永井花菜さん、アマだからこそのドライバー

ParOn.(パーオン) / 2014年5月3日 19時30分

最終日は優勝もベストアマチュアも狙うという永井花奈さん サイバーエージェント レディス(2014)(2日目) 写真・村上航

サイバーエージェント レディス(5月2~4日、千葉県・鶴舞CC、6515ヤード、パー72)

 アマチュアの日出高校2年の永井花菜さん(16歳)が6位タイ、同じくトップタイに堀琴音さん、森田遥さん。今大会のアマチュアの活躍について、一つのキーワードが永井さんの攻め方に表れていた。

 左の林によって、ティグラウンドからグリーンがブラインドになる6番(370ヤード、パー4)で、永井さんはドライバーを握る。

「6番では、プロの皆さんはドライバーを握りません。実際、初日、2日目とも同組のプロの方はドライバーではありませんでした。でも、私はドライバーに自信がありますし、アマチュアだからこそ、できるだけ攻めていこうと思って2日間ともドライバーでティショットを打ちました」

 2日目もフェアウエーから8番アイアンでピン手前3メートルにつけて、この日4つ目のバーディ。結果、トップに4打差で最終日を迎える。

 永井さんも含め、上位3人のアマチュアの共通点は攻めの姿勢が成績につながっていることだ。このことについて、自身もアマチュア時代から活躍した諸見里しのぶが語ってくれた。

「私たちのころは、例えばジュニア用のクラブはなく大人用を切って使用していました。ゴルフ場、練習場も今のようにジュニアに協力してくれる環境も少なかったです。今は、ジュニアゴルファーの環境は素晴らしいですし、プロのトーナメントコース、プロのプレーを肌で感じられることは本当に大きな経験です。その意味でも、私たちの時に比べて成長は早いですね。さらに、私は(宮里)藍先輩、(横峯)さくらさんに追い着き追い越せと頑張っていましたが、勝(みなみ)さんが勝ったことで、大きな奮起になっています。そして何より、アマだからこその“イケイケ”の気持ちでプレーできたことが、スコアにもつながっています」(諸見里)

 充実した環境による成長の早さに加えて、15歳293日の史上最年少優勝記録を打ち立てた勝みなみさんの存在。だからこそ、

「最終日は優勝もベストアマチュアも狙って行きたいです」

 と、永井さんも常に上を見ている。

文・井上兼行

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