森田遥さん 揺れた優勝への思い

ParOn.(パーオン) / 2014年5月4日 19時16分

優勝を意識していないのに終わってみれば勝ちたい気持ちがあったので悔しいという森田遥さん サイバーエージェント レディス(2014)(最終日) 写真・村上航

サイバーエージェント レディス(5月2~4日、千葉県・鶴舞CC、6515ヤード、パー72)

 トップタイスタート、最終日最終組。前日、優勝は意識しないとしていたが、スタートホールから初めての雰囲気を肌で感じていた。

「やっぱり、最終組ということもあって、雰囲気も締まった感がありました。私も、今まで以上に締まっていて、いい緊張感でスタートできたのですが……」

 スタートホールでは、ティショットを右に曲げた。

「いつもよりリズムが速く、その分右に曲がりました。2番でリキんでいることが分かり気をつけたのですが……」

 前半は37。ただ、上位陣は伸び悩む中、11番では花道からチップインバーディで、バックナインに入って単独トップに立つ。

「でも、そのあとの2連続ボギーはもったいなかったです。全体的にショットのイメージは出ていましたが、リキむ傾向がすごく多く、アプローチにもそれが出てしまいました」

“優勝”が、普段のプレーをさせてくれなかった。

「優勝を意識しない、優勝を意識する。この二つの思いの間にいました。終わって振り返れば、勝ちたい気持ちがあったので悔しいです」

 独特の雰囲気がある最終日最終組。優勝したい気持ちとプレッシャー。この経験は、森田さんの目標につながる。

「自分は世界で戦えるプレーヤーになりたいです。身近で支えてくれる人たちがいることで、練習ができる環境があり、経験を積むことができています。来週は、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ。2週連続でプロの試合に出場は初めてですし、4日間競技なので体がしんどくなるかもしれません。でも、世界から来る選手の姿を見て、吸収したいです」

 17歳は吸収力抜群。この2週間は、将来へ大きな布石になる。

文・井上兼行

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング