【コラム】米国の期待を背負うステーシー・ルイスが今季初優勝

ParOn.(パーオン) / 2014年5月7日 15時7分

今季初優勝でメジャー制覇を視界に入れたステーシー・ルイス 写真・Getty Images

 ステーシー・ルイス(米国)がノーステキサスLPGAシュートアウトでようやく今季1勝目を挙げた。昨年7月の全英リコー女子オープン以来9カ月ぶり、これでツアー通算9勝目だ。勝ってはいなかったが、今季のルイスは絶好調だ。ここまで9試合に出場し2月のHSBC女子チャンピオンズの40位を除いてすべてトップテン入り、そのうち2位が3回と惜しくも勝ちを逃してきた。だからこそようやく勝てたことに安堵(あんど)の笑み。本当にうれしそうだった。

 ルイスがこの勝利を喜んだ大きな理由はテキサス開催だったから。テキサス州ダラスはルイスが育った街だ。幼少の頃に「脊柱側わん症」を発症したルイスが病気と闘った街だ。実際このトーナメントが開催されたのはルイスの功績によるもの。2012年、ルイスが米国人として18年ぶりに最優秀選手賞に輝くと、翌年にはバハマ、オハイオ州とルイスのスポンサーが次々に米女子ツアーに大会を新設。この大会もその一つだ。

「この数カ月ずっと勝てそうで、勝てなかった」

 とルイス。

「友人や家族に囲まれた。大学のコーチも最終日には駆け付けてくれた。ここで勝つという運命だったのかと思う」

 と感慨深い。

 この勝利でルイスは世界ランキング2位に浮上。首位の朴仁妃に大きく近づいた。

「この勝利は大きな一歩、もっともっと勝ちたい。それが私の目標。勝てたことの意味は大きいし、これから夏に向けて大きな試合が待っているからプレッシャーの下でもプレーの手応えがつかめて本当にうれしい」

 と29歳のルイスはメジャーを見据えた。

文・武川玲子 

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