高橋勝成 9年ぶりの予選通過のかかる63歳

ParOn.(パーオン) / 2014年5月22日 21時2分

円熟の技でギャラリーを沸かせる高橋勝成 関西オープンゴルフ選手権競技(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

関西オープンゴルフ選手権競技(5月22~25日、兵庫県・六甲CC、7037ヤード、パー72)

 主催者推薦で、2005年のブリヂストンオープン以来のレギュラーツアー出場を果たした63歳の高橋勝成が、5バーディ、5ボギーの72、イーブンパーで61位タイと、同大会以来の予選通過の可能性を残し、元気な姿を見せた。

「コースの距離がレギュラーツアーにしては短い方で、セッティングがシニアの試合とかけ離れていないので、戦えるというよりは、そこそこ技術が出せるかなと思いました」

 この日5つしかバーディが出なかった難易度2番目の16番(パー3)で、高橋は1.5メートルにつけてバーディを奪うなど、レギュラーツアー10勝、シニアツアー12勝という熟練の技を見せてスコアをまとめた。

「(レギュラーツアーは)もう絶対に出ることはないと思っていたし、チャレンジする気持ちもありませんでした。若い人と同じ土俵に立つとスイングをもう一度見直したくなるし、いい刺激になります。試合に出なくてもたまにはこういうフィールドに来ると力をもらえますね」

 60歳以上(63歳)での予選通過(プロ順位で60位タイ以内)となれば、正式な記録は残っていないが、最年長予選通過記録を持つ杉原輝雄(68歳311日など複数回)ら数人しか達成していない。

「お手伝いに来ているので……。でもクラブを握ると負けたくないし、ボギーをたたくとムカっときます。コロコロ気持ちが変わるのが気持ち悪いです。シニアツアーはギャラリーが盛り上がっていますが、レギュラーツアーはもっともっとギャラリーに対してアピールしなければいけないと思います。声援の応え方とかね」

 土曜日にはギャラリーサービスで生解説を行う予定にもなっているが、決勝ラウンドに進んだら魅せる側に回る。久しぶりのツアー出場でギャラリーサービスの足りなさを感じたが、高橋自身が円熟の技でギャラリーを沸かせる。

文・小高拓

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