藤本佳則 新婚初Vならずも今後に手応え

ParOn.(パーオン) / 2014年5月25日 19時24分

逆転されて今季初優勝を逃し悔しさをにじませた藤本佳則 関西オープンゴルフ選手権競技(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

関西オープンゴルフ選手権競技(5月22~25日、兵庫県・六甲CC、7037ヤード、パー72)

 2位に2打差をつけて単独首位でスタートした藤本佳則だが、2バーディ、3ボギーの73とスコアを一つ落とし、小田孔明に逆転を許して2位に終わった。10月に第一子誕生予定の身重の体で応援にかけつけた愛妻の祐未さんの前で、優勝を見せることができなかった。

 1番(パー4)で幸先よくバーディ先行し、6番(パー4)でもバーディ。2位に4打差と広げ、順調に優勝街道を進んでいるかに思えたが、7番(パー3)で2メートルのパーパットを外して一歩後退。9番、10番では2メートル前後のパーパットを沈めて耐えたが、15番、16番で2~3メートルのパーパットを立て続けに外して、小田に並ばれる。

 勝負の18番(パー5)のティショットは、豪打の小田が振り抜いたボールよりも藤本のほうが前に出ていたが、2打目で明暗を分けた。2.5メートルに2オン成功した小田に対して、藤本はグリーン左に外す。強めに打ち出された3打目のアプローチは反対のカラーまで行き、4打目のバーディトライはショートしてしまった。

「15番のパーパット? もう終わったことですから……。また来週頑張ります」

 悔しさをにじませながら、ラウンド後の藤本はさすがに口数が少なかった。

 関西での初優勝、通算3勝目は届かなかったが、シーズンはまだ始まったばかり。筋力トレーニングとスイング改造で、ショットの精度を高めただけでなく、小田孔明も驚くほどの飛距離も手に入れた。また、昨年パッティングに悩みを抱える時期もあったが、今年は手応えを感じている。

「今年はパッティングのストロークが良くなってきました。ボールと体の距離をあけて構えるようにしたのです。アドレスしたときの帽子のツバの下にボールがあるぐらい離れて構えています。ボールと離れて構えることで肩がスムーズに動いて、ストロークが安定します」

 スケールアップしたショットに加えて、パッティング技術も向上とあれば鬼に金棒。今週の悔しい思いをこれからのツアーにぶつける。

文・小高拓

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