酒井美紀、独特のイメージ法でツアー初優勝を呼び込む!?

ParOn.(パーオン) / 2014年5月29日 20時51分

キャディとして支える姉の美香さん(右)は、酒井にとって欠かせない存在だ リゾートトラストレディス(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓

リゾートトラストレディス(5月30~6月1日、兵庫県・関西GC、6459ヤード、パー72)

 今季、開幕戦こそ予選落ちを喫しているものの、2戦目となったヨコハマタイヤ PRGRレディスではプレーオフに敗れての単独2位、スタジオアリス女子オープンでは単独3位、そして先週の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでは2位タイと、好調なゴルフを展開している酒井美紀。その理由を聞いてみると、メンタル面の変化にあるという。

「昨年までは成績が悪いと引きずるところがありましたが、今年から切り替えるようにしたんです。100パーセント予選を通るわけじゃないですからね。新たな気持ちで翌週のトーナメントを迎えるようになりました」

 日本女子アマに優勝するなど、アマチュア時代から実績を残し、プロ入りしてからもそのポテンシャルの高さには定評があった。ただ、今一つ殻を破れなかったのは、メンタルの弱さにあった。ところが、今年は好結果が自信につながり、落ち着いてプレーができるようになったという。

 ツアーにフル参戦するようになって今年で4年目を迎え、今月の24日に23歳になったばかり。最近は自分よりも若い選手が台頭してきているだけに、いつまでもふわふわした気持ちではいられないという思いもある。今週あたり、念願のツアー優勝の期待もかかるが、フェアウエーが比較的広く、距離の長い開催コースの関西GCはあまり得意なコースではないという。狭いコースをピンポイントに攻めるほうが、集中力が高まり、いい結果を残せるというのがその理由だ。しかし、だからといって勝負をあきらめたわけではない。しっかりとある秘策を用意しているのだ。

「本来のコースの中に、仮のコースをイメージするんですよ。あえて狭いフェアウエーをイメージして、そこをピンポイントに狙っていくんです」

 普通の人間には思いもよらぬ発想だが、確かに集中力を高めるには一理ある。実は、酒井といえば、競技ゴルフを始めて以来、ドライバーショットでOBを打った経験が一度もないという伝説を持っている。そんな彼女だからこそのアイディアだが、仮に成功した場合、一気に初優勝が近くなることは間違いない。

文・山西英希

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