張棟圭 正確なショットで全英OPも期待大!

ParOn.(パーオン) / 2014年6月1日 16時43分

正確無比なショットを武器に全英オープン上位進出も期待できる張棟圭 ~全英への道~ミズノオープン(2014)(最終日) 写真・鈴木祥

~全英への道~ミズノオープン(5月29~6月1日、岡山県・JFE瀬戸内海GC、7382ヤード、パー72)

 健闘はするが、なかなか勝ち運に恵まれない選手はいる。先週の関西オープンゴルフ選手権競技では、最終日に追い上げたものの首位と3打差の3位タイに終わった。さかのぼれば日本ツアーに参戦した翌年の2012年、とおとうみ浜松オープンやミズノオープンで初日を首位発進しながら好成績に結びつけることはできず、シードも獲得できなかった。

 2013年はチャレンジトーナメントのNovil CUPで優勝を果たし、日韓合わせて悲願の初優勝を遂げたが、賞金ランキング73位でわずかに届かずシード落ち。今年はチャレンジの賞金ランキング5位で前半戦に出場しているのが韓国の25歳、張棟圭だ。

 2位と2打差の首位で迎えた最終日。緊張も見せず前半で3つスコアを縮めた(3バーディ)。11番でボギーをたたき、12番でも長いパーパットが残ったが、これを沈めて踏ん張った。13番でボギーとし、16番では追うジュビック・パグンサンがバーディパットを沈めて1打差に詰め寄られたが、17、18番でバーディを奪い、終わってみれば2位のパグンサンに3打差の快勝!

「18番でバーディパットが決まった瞬間は、体に電気が走った感じでしたね。その後、あまり慣れていない写真を撮られまくったことで、ようやく実感が湧いてきました」

 顔をほころばせながら語った張だが、これからの目標を質問されると次のように答えた。

「今年じゃなくてもいいから、賞金王になってみたい。どのツアー? 目標は実現するものですけど、夢は各ツアーでの賞金王ですね」

 さらに続けて切符を手にした全英オープンについて聞かれると、一呼吸置きながらもしっかり前を向いて、

「目標は予選通過ですが、それを達成したらトップ10に入りたいです」

 苦労人だからこその慎重な発言だけではないだろう。この日のプレースタイルにも表れていたように、目の前にある自分ができることに淡々とチャレンジし、それを成し遂げたら次に進むのが張のスタイルではないか。

 今大会もそうだったが、正確無比なショットが武器。フェアウエーキープが絶対条件となる全英オープン向きのタイプかもしれない。予選を突破すれば、上位進出も十分に可能だ。

文・山村惣

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