宮里聖志、矢野東が王者からもらったヒント

ParOn.(パーオン) / 2014年6月12日 9時8分

王者のゴルフから得るものがあった宮里聖志と矢野東(ジャスティン・ローズと9ホール回って) 全米オープン(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓

全米オープン(6月12~15日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、7562ヤード、パー70)

 全米オープンに3度目の出場となる矢野東と初出場の宮里聖志は、前日に続き最後の練習日も18ホールをラウンドした。

 起伏の激しいグリーンということもあり、グリーンの形状を覚えるために予定外の残りのハーフも行った宮里は、ため息まじりでホールアウトしてきた。

「いったらいけないところを意識するとスイングが迷うので、ターゲットを決めて打つ。行った場所に対して怒らずに開き直ってやるだけです。自分の気持ちをコントロールするのが大切。グリーンのセンター狙いでセーフティが第一。マウンドがたくさんあるのでロングパットを寄せるのも難しいですけどね。やればやるほど難しいです」

 予定どおり18ホール回った矢野は、目標を下方修正した。

「グリーンが硬くなってきて乗らないです。どのピンでもセンター狙いで行きますが、うまくセンター狙いでもグリーンをこぼれることも多い。今日はパーオン5回ですから。やっぱり難しいです。昨日は2オーバーで回れればいいと思いましたが、3オーバーですね。それもご褒美のバーディが1、2個きての話しです。寄せワンをいくつ取れるかがカギですね。回れば回るほど難しくなります」

 2回目のラウンドに頭を悩ませる二人だが、この日ハーフだけディフェンディングチャンピオンのジャスティン・ローズと回り、ヒントを得た。飛距離が出て、切れるアイアンショットも放つがそれでもグリーンを乗らないことが多かった。

「(宮里)聖志とも話していたけど、あんなショットでもグリーンに乗らないんだと思いました。だからみんな乗らないと思うんです。グリーンの外から1ピンに寄せて、パーをとるかだと思います」

 世界のトップ選手でもなかなかパーオンしないことを目の前で見ることができ、グリーン周り勝負と割り切れるようになった。パインハースト ナンバー2で開催された2005年の覇者、マイケル・キャンベルの最終日のパーオンは3回。1999年覇者のペイン・スチュワートは2回と、わずかなパーオンしかしていないという。宮里、矢野ともに今季はパッティングが好調。その武器が予選突破、上位進出のカギとなる。

文・小高拓

ParOn.(パーオン)

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