谷口徹 4年ぶり2度目の予選突破を果たす

ParOn.(パーオン) / 2014年6月14日 12時22分

諦めかけた予選通過をなんとか果たした谷口徹 全米オープン(2014)(2日目) 写真・Getty Images

全米オープン(6月12~15日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、7562ヤード、パー70)

 全米オープン第1ラウンドを2オーバーの50位タイで終えた谷口徹が、第2ラウンドも粘りのゴルフを見せ、1バーディ、4ボギーの73、通算5オーバーで60位タイに入り、4年ぶり2度目の予選通過を果たした。

「今日は大きなミスがほとんどなく、いいゴルフをしていましたが、ショートパットが入らなかったですね。入ったと思ったらカップ直前で切れたり、抜けたりと」

 5番、6番、12番といずれも2メートル前後のパーパットを外してボギーとするなど、微妙な傾斜に嫌われていた。

 12番で通算5オーバーになると、「もうミスができない」とさらに集中力を高めると、何度もバーディチャンスにつけるが、成就しない。最終18番(パー4)は165ヤードをピン右6メートルに乗せた。

「予選カットは4オーバーだと思っていたので、これを入れないと、と思っていました」

 最後のバーディパットはカップに向かってボールが転がっていたが、右カップに蹴られ、最後までチャンスを沈められなかった。

「ここまできていたので返しは緊張しました(笑)」

 50センチのパーパットをしっかり沈めて5オーバーでホールアウト。午前組の谷口がホールアウトした時点では80位タイだった。

「最後はいいショットをしていたので悔いはありません。ここに出ているみんなは必死だから(予選カットラインは)5オーバーまで落ちてこないですよ。だからレベルが高いんです。落ちかけてもまたカムバックしてくるのがこっちの選手ですから。日本と違って、1打の重みをすごく感じます。ベストは尽くしました」

 完全に1打足りずの予選落ちと思っていた谷口だが、午後組が伸び悩んだこともあり、最後の最後で予選通過ぎりぎりの60位タイに滑り込んだ。

 今大会の総距離は全米オープン史上2番目の長さを誇る。欧米人との飛距離の差、年齢を考えて全米オープンの最終予選にエントリーするかギリギリまで迷っていたと吐露した谷口。それでもベテランの粘りでなんとか予選を通った。

「1打足りずのプレーでも予選を落ちたら同じ。予選を通るか通らないかは大きな壁があります」

 そういってコースを後にしたが、見事に壁を突破した。46歳の谷口は、全米オープンでは尾崎将司、青木功に次ぐ日本人史上3番目の年長で予選を突破した。ショットの精度、グリーン周りの技術が求められる全米オープン。残り2日間、ベテランの意地を見せる。

文・小高拓

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