矢野東「歯がたたなかった」 宮里聖志「悔しさだけが残る」

ParOn.(パーオン) / 2014年6月14日 13時16分

歯が立たなかったと悔しさをにじませた矢野東 全米オープン(2014)(2日目) 写真・Getty Images

全米オープン(6月12~15日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、7562ヤード、パー70)

 矢野東と宮里聖志がパインハースト ナンバー2の全米オープンのワナにはまり、156人中、155位、156位とワースト2に名を連ねてしまった。

 第1ラウンド、7オーバーの134位タイと出遅れた矢野東は、予選通過にわずかな望みを残していたが、前半4オーバーと予選通過が絶望的になると、12番以降は「グリーンの広いほうを狙う戦術ではなく、ピンを狙ってしまった」と、作戦を変えたことでボギーとダブルボギーを重ねて18番までに9つスコアを落としてしまった。

「このグリーンでピンを狙うには1~2ヤードの誤差、左右のちょっとしたズレも許されません。それが足りないとすぐにグリーンからこぼれて難しいアプローチが残る」

 エッジ側が低くなるまんじゅう型で、なおかつアンジュレーションのきついグリーンのため、わずかな距離不足、方向のズレが命取りになる。そのため広いほう、センター狙いがおきてだったが、おきてを破るとすぐに苦しい状況が待っていた。

 矢野はベスページブラックCが会場の2009年大会では、予選ラウンドを4位で通過し、最終的に27位タイに入っている。

「あのときは雨が多くてグリーンが軟らかかったから僕の飛距離でもグリーンに止められましたが、今回のようにグリーンが硬いと止められる場所が狭いので1、2ヤードの違いの精度が求められます。飛距離も長く、長いクラブではチャンスにつけられません。技術不足です。まったく歯が立ちませんでした。惨敗です」

 第1ラウンド81と出遅れ宮里は、「少しアグレッシブに攻める」と話していたが、この日もノーバーディで6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの81の通算22オーバーで最下位に沈んだ。

「ティショットは良かったのですが、残り距離が長く、ロングアイアンの精度不足です。思いどおりのショットを打ってもうまくいかなかったです。悔しさだけが残っています。足りないものを練習して、またチャレンジしたいです」

 飛距離が劣る日本人選手は、改めてロングアイアンの精度の大切さを痛感させられた。

文・小高拓

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