元プロ野球選手の工藤公康の娘・遥加がツアー初優勝へ王手

ParOn.(パーオン) / 2014年6月14日 19時8分

憧れの上田桃子とのラウンドで刺激を受けスコアを伸ばした工藤遥加 サントリーレディスオープン(2014)(3日目) 写真・村上航

サントリーレディスオープン(6月12~15日、兵庫県・六甲国際GC、6511ヤード、パー72)

 工藤遥加は昨日の夜から今日のラウンドを楽しみにしていた。

「上田桃子さんと回れるのですごく楽しみにしていました。実際に回ってみて、プレーがカッコよくて、ゴルフも楽しかったです」

 憧れの存在でもある上田とのプレーに触発され、昨日の勢いに乗った。

「今日はとにかく2、3つは伸ばしたいと思っていました。ただ、絶対に1位になるとかは気にせずにプレーしました」

 いい緊張感の中でスタートした工藤は、3番でボギーをたたくも、4番、7番でバーディを奪った。後半は粘り強くパーでしのぐ状況が続き、比較的バーディが取りやすい17番(パー5)でピンチが訪れる。

 ティショットを右の林に入れてしまい、2打目は林の間からフェアウエーに出すだけにとどまった。3打目はピンまで残り100ヤード。58度のウェッジで打った球はピン側50センチについた。このバーディで通算8アンダーとなり、最終日をトップタイで迎えることとなった。

「誰かがバーディチャンスについても、それにつられないようにしています。自分には持ち球があるので、狙ったところに打つことを今週は心がけています」

 周囲に惑わされず、自分のプレーに徹すると誓う工藤。優勝のチャンスがあるだけに明日、元プロ野球選手の父・公康氏が会場に応援に来るのかと質問されると

「電話もしていませんし、会場には来ませんよ(笑)」

 と照れ笑い。とにかく明日は前だけを向いてプレーすることを心がけると言い切った。

「明日は最終日、最終組なので、今まで感じたことのない未知の世界ですが、優勝できるかどうかは自分の中にかかっています」

 いつまでも“工藤公康の娘”という見られ方だけはしたくないだろう。“工藤遥加”の名を少しでも多くの人に知ってもらうには、優勝してみせるしか、道はないのかもしれない。

文・キム ミョンウ

ParOn.(パーオン)

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