横峯さくら 夫婦二人三脚でOKライン設定中

ParOn.(パーオン) / 2014年6月18日 9時3分

夫唱婦随で難コース攻略を目指す横峯さくら 全米女子オープン(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓

全米女子オープン(6月19~22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)

 全米女子オープン6度目の出場となる横峯さくらは、2日後の本戦に備えて調整とともに、“OKライン”の基準作りも行っている。

 先週の水曜日に米国入りし、シカゴ近郊で調整を行い、昨日から練習ラウンドを開始。前日は16ホールを回ったところで、雷雲接近により終了。この日はアウトコース9ホールを回ったあと、ショートゲーム中心の練習を行った。

「グリーンに乗ればすごくうれしいという感じです。グリーンを外したときにいかに粘れるかがカギですね。ラフがなく荒地ですが、運がよければ普通に打てます。ラフだと出すだけになるので、まだ可能性があると思います。イーブンで回れたら最高という感じですね、普通のコースならボギーが出てもバーディを取れますが、このコースはバーディが取れないので、ボギーを少なくしていきたい」

 男子プロも苦戦したアンジュレーションの大きいグリーンを警戒している。

 4月に入籍した横峯だが、結婚後初めて、夫でOKラインメンタルトレーナーの森川陽太郎氏を帯同している。横峯は昨年からメンタルトレーナーとしても森川氏と契約を結んでおり、一昨年の未勝利から、昨年の4勝と復活を遂げた。森川氏が提唱するOKラインとは、完璧でなくても自分が確実にできるラインを作り、それをクリアすればOK。自分が求めるラインが高すぎると、自信を失ってしまう。自己肯定感で自分の心をマネジメントすることで、本来の力を発揮できるようになるというもの。森川氏によれば、最近はOKラインと欲のバランスがずれていたという。

「バーディが取りたいという欲の中で、2パットのパーでOKと、OKラインを下げることで生きてきます。しかし今年は、OKラインは変わっていないのですが、バーディの欲がなくなってきていい状態ではありませんでした。ここ数試合は、バーディを取る欲も出てきたのでいい状態になってきました。ただ、このコースは難しいので、どこにOKラインを設定するか、明日1日練習ラウンドを行ってから決めたいと思います」

 OKラインと欲のバランスが大切とのことだが、これだけ難コースだとOKラインをどこに設定するかも大切という。横峯は過去5回の全米女子オープンは2010年の10位タイが最高成績で予選落ちなし。もともと我慢比べには強いタイプだが、夫婦二人三脚でメンタルコントロールをして戦う。

文・小高拓

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング