海外でもアマ旋風! 16歳の橋本千里さんが日本勢最上位

ParOn.(パーオン) / 2014年6月20日 10時52分

森田理香子と並び日本人最高位でホールアウトした16歳の橋本千里さん 全米女子オープン(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

全米女子オープン(6月19~22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)
 
 KTT杯バンテリンレディスで優勝した高校1年生の勝みなみさんをはじめ、日本女子ツアーはアマチュアの活躍が目立っているが、海外でもアマチュア旋風は止まらない。

 勝さんと同じ年で親交の深い高校1年生の橋本千里さんが、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの73で森田理香子と並び、日本勢最上位となる3オーバー、暫定35位タイでホールアウトした。

「スタート前は緊張しました」

 緊張感に包まれながら海外メジャーの舞台に立った。午前組でスタートした宮里藍や有村智恵らがオーバーパーと苦労する中で、午後組のトップでインからスタート。身長151センチと小柄ながら、コンパクトなトップスイングから切り返し以降素早い動きで力強いボールを打つ。「ベストスコアは80台」という父・恭成さんが独学でスイングを勉強し、二人三脚でスイングを作ってきた。

 無理にピンを狙わずにグリーンセンター狙いでスコア作る。前半パーオンを逃した11番(パー4)、15番(パー3)をボギーとして2オーバーで折り返すと、3番(パー4)で4メートル、6番(パー3)で6メートルのバーディパットを沈めてイーブンパーに戻し、一時は10位タイに名を連ねた。

「残り2ホールまでは自分のゴルフができましたが、残り2ホールが我慢できませんでした」

 8番(パー4)のティショットが左の砂地に行くと、2打目はグリーン右横へ。

「右手前ならいいと思ったのですが、グリーン横は難しいんです」

 52度のウェッジで打った3打目は強めに入りグリーンを横断して左サイドにこぼれるなど、ダブルボギー。最終9番(パー3)は、50センチのパーパットを外してボギーと、残り2ホールに悔しさをにじませた。

「今日は集中してプレーできました。スコア的には悪くありませんが、イーブンパーぐらいを目指していました。残り2ホールが……。今日のことは忘れて明日も自分のゴルフをやりたいです」

 橋本さんがクラブを握ったのは9歳のころ。恭成さんが仕事仲間と打ち合わせをするときに、その仲間がゴルフ練習場にいたため、千里さんを連れて行くと、たまたまそこでドライバーを振ったというのがはじまり。

 そこから9カ月後にジュニアの試合に出ると橋本さんは100以上たたいたが、70台で回る同じ年の選手を見て、「私もうまくなりたい」という向上心から、ここまで成長した。

 クラブを握ってわずか7年で世界最高の舞台に立った。ゴルフ人生はまだ始まったばかりで今大会は貴重な経験になるが、まずは自分のゴルフで予選突破を目指す。

文・小高拓

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