申ジエ 自分の未来を新しく作りたい!

ParOn.(パーオン) / 2014年6月20日 19時12分

日本ツアーに専念を決めた米ツアー賞金女王の申ジエ ニチレイレディス(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

ニチレイレディス(6月20~22日、千葉県・袖ケ浦CC新袖C、6584ヤード、パー72)

 4バーディ、1ボギーの69で首位タイに立ったのは、今季から日本ツアーに専念している、2009年米女子ツアー賞金女王の申ジエだ。

 米女子ツアーを主戦場としていた昨年までも、たびたび日本ツアーに参戦していたが、昨年までは米女子ツアーのメジャー2戦目だったウェグマンズ全米女子プロ選手権と日程が近かったことから、この大会は今季が初めてだという。

「今日は全般的に流が良く、特に後半は風が出てきたのでクラブ選択が難しかったのですが、失敗なくできました。バーディが取れた4ホールは、何が良かったということでなく、何もミスがなかったという感じですね。フェアウエーキープできなかったホールは1つだけでしたし」

 と笑顔を見せた。

 今季は日本ツアーに専念することを決め、出場権を持っていた全米女子オープンではなく、この試合を選んだ。全米女子プロ選手権、全英リコー女子オープン、そしてメジャーに昇格したばかりのエビアンマスターズの優勝は経験しているが、全米女子オープンのタイトルはない。出場したいとは思わなかったのだろうか。

「今は日本ツアーに集中したいと思っているので、インターネットで結果は見ますが、それぐらいですね。ずっと米ツアーに出ていて、ときどき日本の試合に出ていたときに、いつも感動していたのが、日本の選手とギャラリーの接する距離の近さでした。私も同じ空気の中でプレーしたいと思ったんです。まだツアーには完璧に慣れたとはいえないけど、みんなやさしくしてくれるし、この日本ツアーでこれからの私というものを新しく作っていきたいんです」

 と、日本ツアーへの愛を語った。

「今シーズンの前半戦はまだ日本のグリーンに慣れなくて、対応しきれなかったので、早く自分のものにしたいです。今日は安定感をもってプレーできたので、まずは明日もこの安定感をキープしたいです」

 と、日本ツアーに専念して以来の初優勝を目指す。

 ところで、申といえば、最初に来日して以来、大好きな日本食がある。ホテルの朝食で食べた“だし巻きタマゴ”に感動したそうだ。毎週、日本を転戦していて、新たな“感動”に出合えただろうか。

「アメリカでも韓国でも、ホテルの朝食はだいたい同じようなメニューなのですが、日本は地方によって名物料理があって、コースでの食事も本当に楽しんでいます。最近は名古屋の味噌カツ、沖縄のゴーヤーチャンプルー、宮崎の地鶏がおいしかったです! もうすぐ北海道での試合があるので、メロンとカニを楽しみにしています」

 プロゴルファーなら一度は目指す、米ツアーの賞金女王とメジャーチャンピオンの座を手にした申が、日本ツアーでどう生まれ変わるのか。楽しみだ。

文・武井真子

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