横峯さくら「トップ5に入りたかった」

ParOn.(パーオン) / 2014年6月23日 10時38分

目標順位を設定することで、いい意味で感情が出るようになったという横峯さくら 全米女子オープン(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

全米女子オープン(6月19~22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)

 全米女子オープンのファイナルラウンドが行われ、7位タイでスタートした横峯さくらは、3バーディ、4ボギーの71で回り、通算4オーバーで7位タイに入った。10年の10位タイに続き全米女子オープンで2度目のトップ10入りとなった。

 最終日の朝、食事が喉を通らないほど緊張していた。そこでこの日の目標を夫であり、メンタルトレーナーの森川陽太郎氏と相談。

「私はイーブンパーでもいいと思ったのですが、主人がトップ5といったので、主人に乗っかりました」

 トップ5入りを目指してスタートし、5番(パー5)、9番(パー3)でボギーとスコアを落としたが、10番(パー5)、11番(パー4)、13番(パー4)でバーディを奪って盛り返す。この時点で首位とは4打差だったが4位タイに浮上。展開次第では優勝も狙える位置だった。しかし、14番(パー4)、16番(パー4)はともに2打目を左へ曲げて、ガードバンカーに入れると寄せられずにボギーと落としてしまった。

「ラウンド中は優勝を意識したことはなかったです。なかなかボードも見られなくて。左へのミスが出たときにボギーをしてしまいました。そこはこれから修正したいですね。今大会課題にしていたアプローチを寄せることは、ある程度できていました。優勝争いできず、トップ5にも入れなかったことは残念ですが、私の実力としては満足です」

 これまで順位を目標にすることはなかったが、森川氏と契約した昨年から、目標設定を行うようになっていた。順位を明確にすることで「不安のほうが大きくなる」というが、順位を設定することでボギーは悔しい、バーディはうれしいと感情が出るようになり、いい緊張感の中で回れたという。

 メジャーの距離が長いセッティングに、日本ツアーで戦う以上にクラブを振っていた。

「距離が長いので振らないと厳しいですからね」

 そんな全力プレーと我慢のプレーを4日間続けた結果が7位という成績につながった。

「やっと終わったっという感じですね。まだまだ技術的にはまだまだ足りないと思いますが、精神的にはしっかり向き合えるようになったと思います。今回はいい経験値を積めたと思います」

 4月に結婚してから、思うような成績が出ていなかった。

「結婚してから悪くなったと言われないようにって、二人て話していたんです。今回、いい結果で良かったです」(森川氏)

 ホールアウト後は新婚夫婦に戻るが、縁の下の力持ちが横峯をさらに強くしている。

文・小高拓

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