16歳の蛭田みな美さんが女子アマ頂点に!

ParOn.(パーオン) / 2014年6月29日 18時50分

初優勝を手にした蛭田みな美さん(左)と2位の佐藤耀穂さん 日本女子アマチュア選手権(2014)(最終日) 写真・鈴木健夫

日本女子アマチュア選手権(6月25~29日、茨城県・大洗GC、6346ヤード、パー72)

 29日、マッチプレーの決勝戦が行われ、蛭田みな美さん(石川高2年)が佐藤耀穂さん(埼玉栄高3年)を3アンド2で下し、初優勝を手にした。

 一方、全米女子オープン帰りの橋本千里さん(東名古屋CC、ルネサンス豊田高1年)と三浦桃香さん(フェニックスCC、日章学園高校1年)の3位決定戦では、7アンド5で橋本さんが勝利した。4人は今年の日本女子オープンの出場権を獲得した。

 勝みなみさんではない、もう一人の“みな美”さんがやってのけた。大雨の中でスタートした決勝戦。相手は身長172センチ、ドライバーの平均飛距離250ヤードという大型選手の佐藤耀穂さん。2012、13年の関東ジュニアを連覇し、今年の女子ナショナルチーム候補でもあり、来春高校卒業後はプロテストにも挑戦する。

 一方の蛭田さんも今年5月のPGM世界ジュニア選手権日本代表選抜大会決勝大会で優勝し、2年連続で世界ジュニア出場を決めている実力者。試合は互いに一歩も譲らず、18ホール終了時点で佐藤さんが1打リードしたまま、残り18ホールへ。

 その後、27ホール目まで1打リードされていた蛭田さんだが、勝負の分かれ道となったのは28ホール目の10番(パー5)。ここで佐藤さんがティショットを右に曲げて林の中へ入れてボギー。蛭田さんがパーとして、スコアはオールスクエアになった。

「このホールを取られてから流れが変わりました。大事なところでドライバーを曲げてしまったのが原因。フェアウエーに残していれば……」

 と佐藤さんは自分のプレーを悔やんだ。

 相手のミスをチャンスととらえた蛭田さんは一気に攻勢をかける。

 「今日はパットの調子がよくて、後半になってそれが入ってくれたことが勝因になりました」(蛭田さん)

 蛭田さんは29ホール目の11番(パー4)でバーディを奪って1打リード。その後、佐藤さんが30ホール目の12番(パー4)でボギーを打って失速すると、さらに蛭田さんは32ホール目の14番(パー3)でもバーディを奪い3打リードを広げた。最後は34ホール目の16番(パー3)を互いにパーとして勝負あり。3アンド2で蛭田さんが日本女子アマの頂点に立った。

「当初はベスト4を目指していましたが、優勝できてびっくりしています」

 福島県の鮫川村で生まれ、家族の影響で3歳からゴルフを始めた。09年の東北ジュニア選手権、東北中学校選手権で優勝するなど、東北で頭角を現してきた。2012年にはミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、13年は日医工女子オープン、そして今年のヨネックスレディスにも出場した。

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