【コラム】S・ルイスが“故郷”で価値ある勝利、M・ウィーとの2強時代へ

ParOn.(パーオン) / 2014年7月1日 11時49分

マッチレースを繰り広げているS・ルイスとM・ウィー 写真・Getty Images

 前週はミッシェル・ウィー(米国)が全米女子オープンでメジャー初制覇。その陰で2位に泣いたステーシー・ルイス(米国)が、今度はウォールマートNWアーカンソー選手権でウィーを退け今季3勝目を挙げた。一時は首位にルイス、ウィー、クリスティ・カー、アンジェラ・スタンフォード、リディア・コ(ニュージーランド)の5人が並ぶ大混戦。最終18番(パー5)でルイスは2メートルのバーディを決めて「65」をマーク、通算12アンダーで先にホールアウトすると、今週はそのまま逃げ切った。

「18番ではやっとパットが決まった。今日はすっとギリギリの感じで、ほんとうにストレスのたまる一日だった」

 とルイス。そして、

「あのパットが沈んだら大歓声に包まれた。本当に興奮した」

 という。そう、ルイスは地元アーカンソー州立大の出身。このアーカンソーで勝つことが本当に夢だった。

 2007年、アマチュアだったルイスは同大会初日にピナクルCCのコースレコードの「65」をマーク、首位に立った。残念ながら悪天候で2日目以降の開催ができずそのまま試合は中止。ルイスの優勝は非公式に終わってしまった。「先週の全米女子オープンよりもずっとナーバスだった。ここで勝つことは本当に意味のあること」という。

 オハイオ州出身でテキサス州育ち、そしてここアーカンソー大でゴルフのキャリアを磨いたルイス。

「私がここの大学に通い始めた頃、ものすごくシャイだった。ここで過ごした数年間が私を大きく育ててくれた」

 と振り返る。この地はルイスのゴルフの原点で、メジャーよりも価値ある勝利かもしれない。次戦の今季メジャー3戦目、全英リコー女子オープンでの連覇に大きな勢いになりそうだ。

文・武川玲子

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