【今週の宮里藍】「リンクスのプレーができなかった」

ParOn.(パーオン) / 2014年7月14日 9時40分

キャディのミックとのコミュニケーション不足を反省した宮里藍 全英リコー女子オープン(2014)(最終日) 写真・村上航

 メジャー3戦目、全英リコー女子オープンに出場した藍ちゃん。ここまで3試合連続予選落ちと厳しい結果が続いていたのですが、開催コースはロイヤルバークデールGCで3度目の挑戦。「コースはよく知っている」と自信を持って臨みました。

 そして迎えた初日はパッティングが好調。パープレーで回ると10位と好発進。それでも、

「パットがよくなると、“入れたい”から“入れなければ”、という気持ちになってしまう……」

 と不安そうな言葉も出ました。きっとこのメンタルが藍ちゃんの問題なのでしょう。2日目、3日目と藍ちゃんらしい粘りを見せて17位で最終日を迎えたのですが、強風のリンクスに最後は83と崩れました。この日は36パット。

「リンクスのプレーが求められるのにそれができなかった。ここへきて不調なパットがもろに出てしまったという感じ」

 と悔しさをにじませました。

 ショットに関しては、この強風が吹き荒れる中では、空中で30ヤードも流されることもあります。自分のショットを信頼してターゲットに打って行かなければなりません。特に昨日までは風がなかった3日間だったので、

「イメージの切り替えができなかった。今日はこの風の中で自分のゲームのイメージが出せなかったのが一番の要因」

 と言います。

 藍ちゃんがもうひとつ反省したのはスタート前にキャディのミックとしっかりと話さなかったこと。

「どこに気をつけないといけないとか、具体的な内容を話さないまま、クラブ選択の話だけしてスタートしてしまった。もうちょっと、しっかりターゲットに打っていくという決断力を意識すれば、だいぶ内容が変わったと思う」

 と反省しきりでした。なんとなく集中力に欠けた感じがしたのはきっとそのせいだったのでしょう。結果は通算12オーバーで45位に終わりました。予選落ちはストップしたけれど、そんなことでは満足していません。

 試合が終わってもすぐに練習グリーンへと向かい黙々とボールを打ち続けました。実は藍ちゃんは先週からパッティングの練習時間を増やしています。これまでは「量より質」だったのですが、「今は体が覚えるまで打つ」のだそうです。そんな藍ちゃんの努力は必ず報われます。

 いよいよ今季も後半戦へ突入。、次戦はすぐにアメリカに戻り、オハイオ州で開催されるマラソンクラシックに参戦、少しでも結果になることを祈ります。

文・武川玲子

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