【今週の宮里藍】「やっと自分らしいプレーができ始めている」

ParOn.(パーオン) / 2014年7月21日 12時42分

ようやくパットが復調し、今季自己最高の12位に入った宮里藍(写真は大会初日のもの) マラソンクラシック(2014)(最終日) 写真・Getty Images

 イギリスからアメリカに戻ると、休む間もなくオハイオ州で開催されたマラソンクラシックに出場した藍ちゃん。パットの復調もあり最終日は68をマーク、通算9アンダーで12位、今季の自己最高位でフィニッシュしました。

 初日からパットが好調でした。出だしから2連続バーディと幸先のいいスタートで68をマーク。久々の好感触でした。

 悔やまれるのは2日目。ショットはさえているのにパットが決まらず、「2.5メートルのチャンスを7回以上外した」と苦しみ72。スコアの出るコースだからこの日のスコアは痛かった。でも藍ちゃんは決して諦めなかった。

「パットは決して悪くない、むしろ今日はショットがよかったことを評価したい。このままの流れでいけば結果は必ずついてくる。明日も売るほどチャンスにつけたい」

 と話すと有限実行。3日目は後半に4つのバーディで67と伸ばしました。最終日はやや出入りの激しいゴルフになってしまいましたが、最後もしっかり伸ばしたことに久々に自信を取り戻したようでした。

「久しぶりに1週間通して、3日間アンダーパーで回れた。やっと自分らしいプレーができ始めていると思う」

 と声も弾みました。

 藍ちゃんは今、けっこう切羽詰まっています。

「自分としてもどうしてもトップ10に入りたいと思っていた。シード権のことも意識してやっていたので、今までとはちょっと違うプレッシャーです」

 と言います。

 米LPGAツアーのシードは賞金ランキング上位80名です。米ツアーも8年目ですが、これまでシードの心配なんてしたことがありません。

 今大会を終えて藍ちゃんの賞金ランキングは81位から67位へ浮上しましたが、勝負はここからです。もっともっと上に上がって今年はぜったい勝利したい、そんな気持ちが伝わってきました。

「予選落ちが続いていた時期にいろいろ気づいたこともあり、無駄にはなっていない。そういう波も含めて、今の自分の自信につながってきているが、まだまだ油断はできない状況なので、次も頑張りたい」

 次週は今年第1回を迎えるインターナショナル・クラウンです。美香ちゃんと横峯さくらちゃん、そして比嘉真美子ちゃんの4人でチーム日本として戦います。

 なんだか楽しい1週間になりそうです。

文・武川玲子

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