ベストスコアの香妻琴乃が一気にジャンプアップ

ParOn.(パーオン) / 2014年7月26日 17時50分

65のベストスコアをたたき出して9位タイにジャンプアップした香妻琴乃 センチュリー21レディスゴルフトーナメント(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

センチュリー21 レディスゴルフトーナメント(7月25~27日、静岡県・伊豆大仁CC、6531ヤード、パー72)

 初日を1オーバー、63位タイで終えた香妻琴乃。この日は一転、8バーディ、1ボギー、65のベストスコアをたたき出し、通算6アンダー、9位タイまで駆け上がった。

 前日は11番を終えた時点で4オーバーまでスコアを落としたが、その後持ち直した。そして2日目は、先週に続く大爆発。一気に優勝戦線に名乗りを挙げた。

「昨日4オーバーまでいったときはどうしようかと思いましたけど、そのあとから粘れています。今日もガツガツいったわけではありませんが、ボギーを打っても、ミスをしてもそこから粘れるようになってきています。トラブルになったときでもパーを拾って、そこからバーディにつなげることができるようになっています」

 10番から連続バーディでスタートするもスコアを伸ばしたいパー5の12番でボギー。しかし香妻はそこから冷静にパーを拾い、その後の6バーディにつなげた。初日も上がり5ホールで3バーディと修正能力が格段に上がっている。

「実は昨日のラウンド中に、自分の悪い癖が出ているのに気付きました。パッティングのときにハンドダウンになってしまうんです。それが出ていたので、修正したらよくなりましたし、ラウンド後も練習をしました。おかげで今日はパターがよかったです。バーディもそうですが、2、3メートルのパーパットも今日は入りました」

 後半は12パットと、決して好調ではないというドライバーショットをうまくカバー。首位と4打差まで追い上げ、射程圏内にとらえた。

 ノーシードの香妻にとって、レギュラーツアーの試合に出て少しでも賞金を積み重ねることがシード獲得につながる。しかし見据える先はそこではない。目指しているのはあくまでも優勝だ。

「チャンスがあれば優勝したいですね。自分のベストを尽くしてその結果優勝できればいいです。シード権のことは考えていません。優勝という目標に向かってやっていきます。今はいい流れに乗っているのは確かだと思いますが、成長したとは思っていません。ここからまた落ちてしまうこともあると思いますし、その時にもう1回はい上がれたら成長を感じることができると思います」

 好調を受け入れつつも、さらに気を引き締めている。今週も3位以内に入れば次戦の出場権を得る。上位でフィニッシュすればシードも見えてくるが、今はあくまでも優勝を狙うと、凛々しい表情で強く言い切った。

 美人プロとしてフィーチャーされる香妻が、明日はスマイルを封印して本気で勝ちに行く。

文・高桑均

ParOn.(パーオン)

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