金田久美子 25歳になって「描いていた人生と違う!」

ParOn.(パーオン) / 2014年8月16日 19時22分

3番でホールインワンを達成し、通算9アンダーで2打差の2位に浮上した金田久美子 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(2014)(2日目) 写真・村上航

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(8月15~17日、長野県・軽井沢72G北C、6555ヤード、パー72)

 木曜日に25歳の誕生日を迎えた金田久美子が、連日のノーボギーのラウンド。3番のパー3では、ホールインワンも達成するなどスコアを6つ伸ばし、首位と2打差の2位タイに浮上した。これで明日の最終日は、2013年のサントリーレディス以来の最終組を回る。

 幼少時より天才少女の名をほしいままにした金田。09年からツアーに参戦し、11年のフジサンケイレディスで初優勝を挙げたが、その後は勝ち星に恵まれていない。20年間やってきたゴルフの集大成を25歳で迎える予定だったが、勝てない苦しみがゴルフ熱を益々高めているようだ。

「25歳、大人ですね(笑)。中学生のころは、25歳のときにはゴルフを辞めていて、結婚しているかと思っていました。描いていた人生と違います(笑)。なんだか、今は昔よりもゴルフが好きになっています。悔しいという気持ちがあって……、悔しいから好きになるのかな? 30歳までやりたいですね」

 3番のホールインワンと12番のバーディでスコアを3つ伸ばし、15、16番も連続バーディとした金田だったが、17番のティインググラウンドで雷雨のため中断。せっかくのいい流れが切れてしまったが、3時間後に再会した直後、ティショットを5メートルにつけ、これを沈めて3連続バーディ。18番(パー4)ではフェアウエーからのセカンドショットをグリーン右に外したが、ピタリと寄せてパーセーブ。満足のホールアウトとなった。

「実は今年のオフに球を上げるアプローチに取り組みました。開幕戦の前日までそれを練習しましたが、結局自分のものにならなくて試合では使わなかったんです。そうしたらそれまでの打ち方もうまくいかなくなってしまって。20年もやってきたことから新しいことに取り組もうとしたけどダメでした。ようやく1、2カ月前からアプローチも寄るようになってきました。18番の3打目は自信満々で打ちました」

 “感覚”を大事にする金田にとってリスクある試みだったが、自分のゴルフを取り戻した今、見つめる先は優勝しかない。今季のベストフィニッシュは開幕戦の12位。60台のスコアも2ラウンドのみだったのが、連日の60台。誕生日に花を添えるため首位のイ ボミに勝負を挑む。

「強い気持ちでいきます。久しぶりに優勝争いできる位置ですが、どんなゴルフをしていいか忘れちゃいました(笑)。とにかく今までやってきたことを冷静に、落ち着いて、堂々とやればトップについていけると思います」

 誕生日は周囲に祝ってもらったという金田。明日は、優勝という恩返しでバースデーウイークを締めくくることができるか!?

文・高桑均

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