菊地絵理香 上がって初めて知った首位争い

ParOn.(パーオン) / 2014年8月17日 17時51分

最後までボードを見ずにホールアウトして首位タイだと知った菊地絵理香 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(2014)(最終日) 写真・村上航

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(8月15~17日、長野県・軽井沢72G北C、6555ヤード、パー72)

 昨年の日本女子オープンで自己ベストの2位タイに入り、賞金ランキングも自己最高の20位に入った菊地絵理香。前半だけで4つのバーディを奪い、後半も二つスコアを伸ばして先に通算13アンダーでホールアウト。最終組のイ ボミと大山志保とのプレーオフに進んだが、惜しくも敗れ、ツアー初優勝はお預けとなった。

 その菊地だが、この日は昨年の日本女子オープンでの苦い経験を生かした。

「あのときはボードを見ていいことがなかったので、今日は見ませんでした。途中、カメラマンさんや中継カメラが来たので、2位とか3位なのかなと思っていました。18番終わって、初めてボードを見て首位タイだったのを知りました。14アンダーだったら(優勝も)あったんだなと」

 17番、18番は安全に大きめの番手を持った。ともに安全な奥に乗せてパー。ここで一つでも伸ばすことができていれば逃げ切りだっただけに悔やまれると思いきや、サバサバした表情で振り返った。

「17番は手前が池なので大きめのクラブで奥に乗せてパーでもいいと思って打ちました。賞金を上積みしたい気持ちもありましたので安全にいきました。ボード見たらボギーを打っていたかもしれないので(笑)。プレーオフは緊張しませんでした。バーディを取った人が勝つと思っていたので、しょうがないですね。優勝は……、ちょっと難しいですね(笑)」

 今季はここまでトップテンが1回だけと調子が上がらなかった。二日目を終えて首位と4打差で、優勝を意識することなく進めたのがよかったのかもしれない。敗れはしたものの収穫もあり、充実の1週間を送った。

「あまりショットの調子がよくない中で、ボギーを打たないようにマネジメントをして、こうしてプレーオフまで進めたので、昨年よりも底上げできている感じはします。もうちょっとアイアンの精度を高めたいです」

 プロ入り7年目。優勝に近い選手の一人といわれながら今回もチャンスを逃した菊地。台頭する後輩に先を越されているが、今回の経験もまた、初優勝への糧になる。

文・高桑均

ParOn.(パーオン)

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