プレーオフシリーズ開始! タイガー・ウッズ不在の今、大本命はロリー・マキロイ

ParOn.(パーオン) / 2014年8月19日 18時0分

R・マキロイの行く手を阻む選手は出てくるか

3戦連続優勝で波に乗る

 昨年10月から始まった2013-14年のレギュラーシーズンもウィンダム選手権で区切りがつき、いよいよフェデックスカッププレーオフが始まる。

 シーズンを通じて、各トーナメントの成績に応じて与えられるポイント合計の上位125人が、フェデックスカップポイントプレーオフの初戦、ザ・バークレイズ(8月21~24日、ニュージャージー州・リッジウッドCC)に出場できる。

 フェデックスカップが導入されたのは2007年。それまでの米PGAツアーのシーズンは、8月の全米プロゴルフ選手権で4大メジャーがすべて終わると、まだ数試合ほど残していても人気がガタ落ちになっていた。

 野球のMLBがプレーオフに入り、フットボールのNFLが公式シーズン開始と、ファンやメディアの関心が他のスポーツに移ってしまうのだ。

 米PGAツアーは、なんとか終盤まで盛り上げようと考え、シーズンを通じてのポイント合計で年間王者を決めようと、賞金王とは別にそれぞれのトーナメント成績をポイント制にして、成績上位選手によるプレーオフを行うことにした。

 今大会は、4年ぶりにリッジウッドCCで行われる。天才肌の設計家といわれ、ウイングドフットGC、ベスページステートパーク、バルタスロールGCなど、全米オープン開催コースを造ったA・W・テイリングハーストの設計で、プレーオフ初戦にふさわしい戦略性の高いコースとなっている。

 番狂わせ、どんでん返しがあるからこそプレーオフは面白いのだが、今年は全英オープン、WGC-ブリヂストンインビテーショナル、全米プロゴルフ選手権と3戦連続優勝で波に乗っているロリー・マキロイが、大本命といえる。

 対照的に、輝きを失いつつあるのがタイガー・ウッズ。

 3月に腰を手術し、3カ月ほどの休養を経て復活したが、本来の力からは程遠い。8月のWGC-ブリヂストンインビテーショナルでは最終日に腰痛が再発し棄権、全米プロゴルフ選手権でも予選落ちと、フェデックスカップポイント218位で、プレーオフ進出を逃してしまった。けがを直し、万全な体勢で新シーズンに臨んでほしい。

文・岩田禎夫
週刊パーゴルフ(2014年9月2日号)掲載

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

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