ミスターパーフェクトの星野英正がジャンプアップ!

ParOn.(パーオン) / 2014年8月29日 21時18分

悪いのが分かっていたので、確実なゴルフに徹した星野英正 アールズエバーラスティングKBCオーガスタ(2014)(2日目) 写真・鈴木祥

アールズエバーラスティングKBCオーガスタ(8月28~31日、福岡県・芥屋GC、7150ヤード、パー72)

 アマチュア時代に52冠を達成し、プロ入り後もメジャー1勝を含む3勝を挙げている星野英正が、4バーディ、ノーボギーのラウンドで通算5アンダー、暫定7位タイに浮上した。

 10番スタートの前半12、13番で連続バーディ。後半も7、8番で連続バーディ。9番の短いパー5もティショットをフェアウエーセンターに運び、3連続バーディでの締めくくりかと思われたが、ボールに泥が付着。放ったセカンドショットは思わぬ方向に飛び出したが、パーセーブに成功。サスペンデッドの影響を受けることなく決勝ラウンドに進むことになった。

「ノーボギーはたまたまですよ。外しどころがいいだけです。内容もよくないです。この試合に入った時点でよくなかった。昨日の前半もよくないまま2ボギー。そこで気づいて、どうせ悪いならと思ってやったらいい方向にいきました」

 星野といえばショットメーカーで有名だが、本人もその自覚はあり、少しでも納得のいかないショットには、結果がよくても満足はしない。この日もスコアこそ出たものの、不満顔を見せた。

「元々ミスへの意識が高いんです。昔からそうです。他の人が林にいったら曲がったと思うところでも、僕は少しでもラフにいったら曲げたと思ってしまう。もっと楽に考えたいんだけど、そうはいかないんだよね……」

 理想が高く、妥協しない性格。常にパーフェクトを目指してきた。それでも今日は、少しハードルを下げたことが奏功した。

「悪いのが分かっているから、確実なゴルフをしました。だからそんなにひどいことになっていないのだと思います。ミスをした時のことを考えてプレーすることができました」

 自分のコンディションに対して気持ちのアジャストができた結果の好スコア。午後スタートの面々よりも休息は取れている。明日以降は、6年ぶりの優勝目指して理想と現実のギャップをさらに埋めていく。

文・高桑均

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