イーグルでバンザイ! 勝みなみがまた魅せた!

ParOn.(パーオン) / 2014年9月4日 19時15分

値千金のイーグルにバンザイと大きく飛び上がって喜ぶ勝みなみ 世界アマチュアゴルフチーム選手権(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

世界アマチュアゴルフチーム選手権(9月3~6日、長野県・軽井沢72ゴルフ東・入山C、押立C)

 スーパーアマチュアの呼び声にふさわしい、圧巻のゴルフだった。前日は「わけが分からない」と嘆くほど硬かった勝みなみ。2オーバーのスコアに呆然としたが、この日は別人のようによみがえった。

 前日同様スタート前にチーム全員で円陣を組み、気合いを注入してスタートした。1番をパーで収めると、続く2番でいきなりトラブル。ティショットを林に入れると2打目は前方に出すだけ。ラフからの3打目もグリーンオンならず。ボギーが先行した。

 気を取り直した3番はバーディチャンスにつけるが、これを外して迎えた4番パー3、ピンの根元に落ちるショットでバーディを奪いスコア戻すと、そこから我慢のゴルフが続き、9番をバーディとして折り返した。

「今日は出だしからあまりよくないスタートでしたが、前半はなんとか1アンダーで粘れたので後半につながったと思います。昨日のラウンド後、練習場でショットの練習をしているときにいいスイングをつかめた感触がありました。今日は自信を持って回れました」

 自信と勢いが重なればこれほどまでに変わるのか。後半は11番、13番、14番でバーディを奪い、迎えた15番パー5。ティショット、セカンドショットもミスだったと振り返るが、155ヤードを7番アイアンで振り向くと、ピンの手前に落ちてそのままカップイン。大きくバンザイをして飛びあがって喜びを表現した勝。日本チームを一気に首位戦線に押し上げるイーグルとなった。

「構えたときに右を向いているなと思ったんですが、フェースをかぶせて打ちました(笑)。それがよかったです。入るところは見えませんでしたが、ピンに真っすぐ行ったのでもしかしたら入るかなと思って、でも入ることはないだろうと思っていたら、大きな声でみんな手を上げて『入ったー!』って。それで入ったとわかりました」

 値千金のイーグルに気をよくし、最終ホールもピン右奥からの下りのラインをカップの反対側に当てて沈める強気のバーディ。7アンダーの「65」で“勝劇場”を締めくくり、大ギャラリーの喝采を浴びた。

「初日悪くても2日目も悪くなることは今までもないんです。ショットの感じもつかんでいたので、やれると思って回っていました。今日のいい感じで自信がついているので、同じような強い気持ちを忘れずに明日も回れればいいなと思います」

 この日は、鹿児島からおじいちゃんが駆け付け、勝の快進撃を支えた。

「急きょ来てくれて、よく来たねって感じです(笑)。すごくうれしかったし、頑張ろうという気持ちになった」

 この日マークした132ストローク(勝65、岡山絵里67)は同大会、日本チームの最少ストローク。初優勝に向けて、残り2日間でどこまで伸ばすのか。勝を含めた高校生3人トリオに大きな期待がかかる。

※文中、敬称略

文・高桑均

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